アンニュイな午後、とか表記するとオシャレですけど、ネガティブな言葉です。憂鬱だとか退屈とかそういう意味合いです。でも、やっぱりカタカナの横文字だとお洒落に聞こえます。アンニュイ。
アンニュイの読み方
あんにゅい、です。あ、にアクセントをつけてあ↑んニュイですね。
アンニュイの意味
物憂げ(ものうげ)な気分、鬱屈としてつまらない、気分が晴れず塞ぎ込む、というニュアンスです。フランス語が元の言葉です。
だるい、という意味でもありますが、だるいと表現すると、ただの怠け者だろう、根性がないな、と言ったように聞こえるかと思います。
けれども、アンニュイ。。と呟くとどこかやむを得ない事情がある様子です。ブルーな気分という印象で、不作為で不可抗力的な意味合いを孕んでいます。
アンニュイの使い方
●雨が降り続くアンニュイな午後に、彼は別れを切り出した。
●もしかするとあの変化のないアンニュイな日々こそが、実はベールに包まれた幸せの日常だったのではないかと、今更になって駆け落ちしたことを、ーあんなにも退屈な毎日からの脱却を願っていた私がー 悔やみ始めるのでした。
追伸
私は元々気が弱く、過敏な性格のため幼少期より、小さなことにクヨクヨとする性格でした。その性向は大人になった今でもそうで日々生きづらさを抱える要因となっています。そのため毎日がアンニュイで、現実に焦点を合わせられず、(というと聞こえがいいですが、つまりはボーっとしている)心の中にいる自分がまるで鉛の布団にくるまれて横たわっているような気分です。毎日、誰かしら機嫌が悪いような組織の環境下の中、気分は鬱屈とし、アンニュイ、、そういう状態です。
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