
はじめに|エクセルの「平均計算」に悩んでいませんか?
「平均を出すだけなのに、なぜかうまくいかない…」
「手動で足して割るのと、AVERAGE関数って何が違うの?」
そんな疑問を抱えたまま、日々の業務でモヤモヤしていませんか?
この記事では、エクセルで平均を出す3つの方法を初心者向けに徹底解説!
さらに、空白セルや0の扱いの違い・エラー回避法・応用関数までまとめました。
結論:迷ったらAVERAGE関数でOK!でも使い分けは重要
方法 | 概要 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
手動で足して割る | =SUM()/COUNT() で計算 |
柔軟な制御が可能 | 入力がやや複雑 |
AVERAGE関数 | =AVERAGE(範囲) で平均計算 |
簡単&早い | 0を除外できない |
AVERAGEIF関数 | 条件付きで平均を算出 | 0や空白を除外可能 | 条件設定が必要 |
1. AVERAGE関数の基本的な使い方
🔹 構文
=AVERAGE(数値1, 数値2, ...)
=AVERAGE(セル範囲)
🔹 例:テストの平均点を出す
A|科目 | B|点数 |
---|---|
2|数学 | 85 |
3|英語 | 92 |
4|国語 | 78 |
5|理科 | 88 |
6|社会 | 90 |
B7セルに以下を入力:
=AVERAGE(B2:B6)
→ 結果:86.6
※自動で「足して÷個数」の計算をしてくれる便利な関数です!
2. 手動で「足して割る」方法(SUM ÷ COUNT)
=SUM(B2:B6)/COUNT(B2:B6)
もしくは
=(B2+B3+B4+B5+B6)/5
🔸 こんなときに便利
- 空白セルや0の扱いを自分で制御したいとき
- 計算の透明性を重視したいとき
3. 空白セル・0の違いに注意!
セル内容 | 計算結果 |
---|---|
空白 | 除外される |
0(ゼロ) | 含まれる |
⚠ 例:AVERAGE関数で計算した場合
名前 | 得点 |
---|---|
田中 | 80 |
佐藤 | 0 |
鈴木 |
=AVERAGE(B2:B4)
→ 結果:40(80と0の平均、空白は除外)
4. 0を除外して平均を出したいときは?
AVERAGEIF関数を使いましょう。
🔹 構文
=AVERAGEIF(範囲, 条件)
🔹 例:0を除外して平均を出す
=AVERAGEIF(B2:B4, ">0")
→ 結果:80(0と空白を除外)
5. よくあるエラーと対策
- #DIV/0!:全てのセルが空白 or 条件に合うデータがない
- #VALUE!:計算範囲に文字列など不適切なデータがある
→ IFERROR関数でエラー回避できます。
=IFERROR(AVERAGE(B2:B6), "平均を計算できません")
まとめ:平均を出すなら、目的に応じて関数を使い分けよう!
- 基本:
=AVERAGE()
で手軽に平均 - 柔軟に制御したい:
=SUM()/COUNT()
- 0や空白を除外したい:
=AVERAGEIF()
- エラー対策:
=IFERROR()
を併用
この記事を参考にすれば、「平均計算のモヤモヤ」がきっとスッキリ解消されます!
業務の効率化にもつながるので、ぜひ試してみてくださいね。
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