
Excelで矢印キーを押したときに画面がスクロールしてしまう原因と解決方法を解説します。急にこの現象は発生して、面食らいますよね。通常ならセルの選択位置が矢印キーによって動くはずなのに。。
でもだいたいの場合、Excelでの作業中に突然入ってくる横やりの仕事がその誤作動を招きます。無遠慮に自分の困りごとや尋ね事を聞いてくる上司や先輩 同僚、突然なる電話、誰もとらないからとる→電話終わる→あれ何やってたっけ? 、そう一連の作業の中で触ってはいけないスクロールボタンを無意識に押してしまっている、、
さて、それでは、Scroll Lockボタンの役割と誤操作を防ぐポイントも紹介します。
Excelで矢印キーがスクロールしてしまう原因とは?
Excelでセル間を移動しようとしたのに、画面全体が動いてしまった経験はありませんか?この現象は、キーボードにあるScroll Lock(スクロールロック)ボタンが原因です。
Scroll Lockボタンとは?
Scroll Lockは、キーボード右上付近にある謎のボタン群(Print Screen、Pause、Insertなど)の一角を担うキーで、通常時はほとんど使用されません。デスクトップPCでは”Scroll Lock”、ノートPCでは”ScrLk”などと表記されることもあります。
Scroll Lockを解除する方法
- デスクトップPCの場合:Scroll Lockキーを直接押す
- ノートPCの場合:Fnキー + ScrLkキーを同時に押す
Excel関数でScroll Lock状態をチェックする方法
直接的な関数は存在しませんが、間接的に状況を確認する工夫は可能です。ここでは一般的な状態確認のテクニックを紹介します。
構文(シンタックス)
=IF(CELL("address")="A1", "正常", "異常")
入力例と出力結果
列A | 列B |
---|---|
A1 | =IF(CELL(“address”)=”A1″, “正常”, “異常”) |
B1 | (セル移動できれば正常) |
学習者:「Excelで矢印を押したら画面が動くんですけど!」
先生:「それはScroll LockがONになっているかも。キーボードを確認してみましょう!」
学習者:「Scroll Lockって何のためにあるんですか?」
先生:「昔はテキスト画面をスクロールするための機能でしたが、今はほぼ不要になっています。」
まとめ:Scroll Lockボタンには要注意!
Excel使用中に矢印キーで画面が動いてしまう問題は、Scroll Lockボタンを押してしまったことが原因です。
ノートPCの場合はFnキーとの組み合わせに注意しましょう。普段使わない機能だからこそ、意図せず押してしまうリスクがあるので、キーボード操作には慎重さが求められます。
パソコンの操作に慣れてきた方も、こうした「隠れた罠」に気を付けてください。
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