MBTI性格診断でいうINFP型というのは世界でも少数派といいますが、私はこの性格診断をするとこの型という結果が出ることがあります。そんな私は社会的に、いわゆる普通の人ではなくて、変わっているタイプの人間だと思います。不思議ちゃんというわけです。そこで今回はINFPはなぜ不思議ちゃんと言われるのか、その意味を考えてみたいと思います。
※こちらの画像はhttps://www.16personalities.com/より引用させていただいております。
挙動不審
まず挙動不審です。周囲の人から言わせるとあやしい動きをしているみたいです。自分では普通にしているつもりなのですが、キョドっているようです。たしかに、なんだか人前ではいつもソワソワとする感じがするので(とくに知った人の前では)、それが原因となって、ソワソワを隠そうとする、それが過剰にぎこちない動きとなり外面に現れているのだと思います。つまり、しぐさなども変、そういうことです。姿勢も、なにかに怯えているこの自分、おのずと猫背になってしまい、そこもまたコソコソした感じがして不思議感を醸しているのだと思います。
よそよそしい
他人との境界線が、逆に、薄いがために、
人が何を考えているのか敏感に察知してしまう、
とくに負の感情に敏感であるため(また人は不機嫌であることのほうが圧倒的に多いように感じる)、
臆面してしまう傾向があります。
親族間でも「なぜそんなに●●(私のこと)は遠慮するのか」、「よそよそしい、大人しすぎる」などと評されます。内気で人見知りが過ぎるように見えるようです。
そのために、アウトプットが絶対的に少なく、何を考えているのか分からないように映るのでしょう。
つまりは、ミステリアス。(ミステリーな不気味さにも繋がり、これがinfp は怖いと言われる由縁かもしれません。)
受け答えがおかしい、突飛
挙動不審的なので人から話しかけられると気が動転したような感じになり、まるで早押しクイズで正解を急かされているようなドギマギを覚えて、その中で無理やり言葉を仕方なくひねり出すようなところがあります。そのために、ちんぷんかんぷんな受け答えをすることがあるのです。これは不思議ちゃん感を出してしまう要因たるに十分な理由だと思います。
天然ぼけ
人と変わっているので、認知機能も少々特殊、そのため天然ぼけです。いや、実は自分ではその言動をした後に、「(どうしてこんなトンチンカンなことをやってるんだ)」と気づいてはいます。でも咄嗟にその時、的確な言葉を思いつけないというか頭に思い浮かんだことのなかから選びきれず、エイヤーでひねり出してわけが分からないまま発している、そういう状態になっていると考えらます。つまり、一瞬一瞬がプチパニック。それが天然ボケ的であり、不思議たるゆえんでしょう。
友達が少なく社会との関わりが薄いため不思議さに磨きがかかる
不思議ちゃんゆえに(厳密には私の性別は男性なので不思議くんですが、これは重要なことではないでしょう)、理解者が少なく、周囲から浮いた存在となります。そのため、友達が少ないです。つまりは社会との関わりも薄いと断言できます。これは年を追うごとに自分が同年代の人間と比べ、一般常識的な社会的振る舞いができないことを痛感するようになることからそう感じるようになります。
友達の少なさと社会性には相関はないかもしれませんが、社交的な人に比べ経験値が少なくなることは事実だと思います。
不思議ちゃんエピソード
人の名前を呼べない(違和感による不思議感)
人の名前を呼ぶのが苦手です。仲良くなっていく過程で、くん・ちゃんとかニックネームなど、周囲の呼び方に合わせていかなければと思う一方で、その相手との距離感を詰められず、どう呼んでいくのか戸惑い、迷う、結果、名前を呼ばずに「あのね」「ねえねえ」とか、名前をすっ飛ばしていきなり話し始めるものですから、違和感があり、不思議感を醸すようになります。
ちなみに、私は既婚者ですので社会性が備わっていそうなものですが、いまだに妻の自宅を一人で訪ねなければならない場面で戸惑います。いつも家族で訪ねるときは妻の先導で普通に入っているのに、一人で入るとなると、どうすればよいか、ドアホンを押すのも何かよそよそしい、しかし、玄関先でなんと声をかけていいのか分からない。訪ねていく先の「お義父さ~ん」とか「お義母さ~ん」と呼べばいいのに、人の名前を呼べない効果の広がりで、そういう、義理の親のことも呼べないという状態、これがとても違和感を与えるようで、不思議ちゃん感を醸してしまうようです。(ちなみにこのパターンだと結局、迷って一度玄関の戸を開けたあと、戻ってピンポンを押して呼び出す、という不思議な行為をとるはめになります。)
コメント
名前を呼べないのめっちゃわかります…………
喉の、すぐそこまで来ているのに、どうしても呼べない圧力がかかりますよね。
清水の舞台から飛び降りるような思い切りが必要です、名前を呼ぶことに。。
言葉の端々まで逐一共感できてしまいました。
わたくしは、人間社会に適合しようとISFPやISFJのフリをしてみるものの、そこはかとなく醸し出される天然ボケ感は隠しきれず、結果浮いてしまいます。
10代や20代の頃なら「可愛らしい」で許されましたが、いいおばさんになった今は、世間からの冷たい視線がイタいです。
不思議ちゃん、でもINFPはとても秘めたるひらめきをもっていて、周囲の人たちを幸せな状態へと導きますよ。