INFP型は適職についてとても悩むことと思います。ネットを見れば「芸術家」など漠然とした内容で表現され、また現実的な部類の職業としても「福祉・医療関係」などと出ます。福祉や医療関係などと簡単にいいますがあれほどストレスの多い仕事もなく、また潔癖症の気がある方も少なくないかと思いますが、まずそういった方はとてもじゃないですけどその仕事をやりたいとは思わないと思います。私(INFP)には、福祉や医療関係は潔癖なところがあるところと、失敗した時に生命にかかわるというプレッシャーで、とてもじゃないですけどできません、し、やりたいと志向したことは一度もありません。無理です。
ではどうやって生活していくのか。
芸術家に適性があるといっても、そんな仕事で食べていけるとは思えません。
もっと現実的な仕事を。
そこでおすすめするのが営業職です。INFPは営業職に向いています。
私のINFPスコアをご覧ください。
内向性が高いです。
しかし、実際に営業職で15年以上やり続けています。25歳から営業の仕事につき、40歳を超えても続けられています。営業の仕事なんてとても自分には無理、、それまでの人生で一度もやりたいと思わなかった職業の一つであり、また自分には向いていない苦手な仕事だと思っていました。しかし、ある時、営業マンの人から「キミみたいなタイプは意外とお客さんに好かれるんだよ、営業をやれば?」と提案され、それが契機となり、続いています。それまでは外食の料理の厨房のアルバイトやトラックの配送や、工場の液晶パネルの点検をするライン作業、魚屋などを転々としてはどれも向いていないと思ってすぐに辞めてきましたが、営業の仕事だけは長続きしています。
普通、営業職などの外交的な職業は、外向的な性格が向くと思われますが、実は内向的な性格のほうが向くともいわれます。
ネットで検索しても、内向的なほうが営業ができるとか、トップセールスはほとんどが口数の少ない内向的な、なんなら暗い人、とまで言われます。事務所に勝手に訪問して、そっとサンプルを置いて黙って帰るようなタイプ。実は向いています。
INFPの適職が営業である理由
INFPは聞き上手
営業の仕事は喋る仕事のようですが、実は聞く仕事です。ヒアリングする力の方が喋る力の方が大事です。もともと人の話を聞くのが得意なINFPは顧客の深層にまで突っ込んでいくことができます。いや、その穏やかな姿勢、ガツガツしていない態度にお客さんは勝手に心を開いて、「じゃぁこの人から買おうかしら」となるようです。
INFPは押し売りしない
穏やかな性格の人でも会社に入れば上層部からの強いプレッシャーにより、気が付かぬうちに押し売りするようになります。もともとそういう強引な性格でなくても、ノルマの激詰めや叱責ということを恐れ、人は尻をムチで打たれた馬のごとく目をひん剥き頑張るようになるのです。だから営業の仕事についている人はいつしか押し売りをするスタンスになります。
しかし、INFPはそれでも押し売りしません。最後までお客さんのことを考えて、熱心に提案ができるのがお客さんから好かれます。そのため、勝手に売れていきます。
INFPは言葉巧みで話し上手
実は話し上手です。雑談は得意ではないかもしれませんが、お客さんとのやり取りの中で、心地よいテンポで会話を続けることができます。もしかするとINFP本人はそれでも疲労を覚えながらの作業の認識かもしれません。でも顧客の方は安心して、「この営業マンと付き合いたい、任せたい」と思うそうです。
また、説明も、言葉自体は拙い所があるかもしれませんが、一生懸命に話す様子が真摯に映るようで、顧客側も信用するみたいです。ある意味、それは言葉巧みといえます。
INFPが適職が営業と言えるようになるまでに要する期間
最初はきついです。営業の世界は強烈な体育会系ですし、またオフィスワーク特有の居心地の悪さみたいなものも感じます。慣れるまでには相当な年月がかかると思います。まず5年は針の筵です。そこを乗り越えて10年くらいしてやっと、だんだんと仕事ができるようになってきたな、と思えるようになります。だから10年、辛抱するとよいでしょう。気の遠くなるような年月にも思えるかもしれませんが、10年たった時に感じることは、あっという間だったということです。そしてその時、営業が出来る、ということを自認することでしょう。
※ちなみに、成長は遅いと思います。そのため軌道に乗るまでは苦難の道をたどることでしょう。でもその先には誰よりも抜きんでた高みに到達できることでしょう。
INFPは出世もできる、よきマネージャー、営業部長になれる
ネットを見ているとINFPの向かない仕事としてセールスマネージャーが上げられますが、そんなことはありません。10年も職場にいると自ずと自分が長になり、また成績も上げられるようになるので出世できます。そのため営業部長に昇格することもあるでしょう。
ただでさえ、人と話すことで疲れる自分が管理職なんて、、と思うでしょうけれども、なったらなったでこれまたうまくいきます。職場を快適にする才能がもともとありますし、立場の弱い部下の気持ちもよく分かるので、チームをうまくまとめ上げられます。クラッシャー上司、パワハラとは無縁なINFP上司の存在に周囲は、この人のために頑張ろうと人肌脱いでくれることでしょう。ビジネスの世界で大成できる性格です。(※ただし継続して15年はかかる)
ネットでよく見かけるINFP適職とは打って変わった論評なのでにわかには信じがたいかもしれません。飽くまでも私自身の経験談ですのでINFPの方全般に当てはまるとは思えませんが、もし仕事選びに迷っているならば、営業を選択してみるのも一つの手だと思います。5年耐えればきっと新しい世界が見えてくると思います。INFPは化けるのですから。
コメント
INFPは営業職は向いてないと思いますよ。
まず営業職といったらノルマがあります。ノルマがあるということは他の方とも勝負しないといけないので、内気の性格が多いINFPは競争社会に向いてるとは思いません。
直感で合わないってことがすぐにわかるので、上の立場になる頃には逃げ出すかやめてるかと思いますよ。
成長が遅い、その頃には飽きてる。
体育会系、苦手of苦手、合わせるのがしんどい
なので、INFPの人は営業職に就かないほうが無難です
営業の数字が悪い月末の地獄
営業の仕事をしています。
もともと草食系のINFP性格の私に遭っては営業という肉食の中の肉食の仕事が務まるわけもないのですが、非正規の営業アシスタント歴10数年と今の正社員の営業歴を合わせるともう15年以上も従事していることになります。毎日のように向いてないと思いながら過ごしたこの15年は地獄としかいえない状況です。でも辞めても食っていけるわけでもありませんし、日々耐えながら、いつこれが終わるんだろうかという、絶望の淵にいます。
その中でも特につらいのは、営業の目標の数字(ノルマ)が達成できないと分かってきた月末、下旬ごろです。
20日をすぎ、25日ぐらいに差し掛かってくると、いよいよこれは時空が歪んで何か世界がおかしくなってしまわないとどうしようもない、そういう状況でないと、もう逆転できないであろう事態をはっきりと把握し、その現実に打ちのめされそうになります。
もうどう計算しても今月数字、目標に届かない。。
そう悟ったときの絶望感。
ほかに計上しそびれている案件はないか?無理して数字につきあってくれる顧客はいないか?など回転の遅い頭をフル回転させて算段するのですがそれもまたむなし。
もう、分かっている。
こういう切羽詰まった状態では意外と頭脳の働きはクリアで、普段よりも計算が冴えわたっているため、もうどうにもならないことは瞬時に分かってしまっているのです。
でも現実逃避をしたいから、スケジュール表やメール、エクセルの管理案件を眺めては、鉛筆なめなめ、、
ああ、分かっていたよ、
もうどうしようもないことなんて、、
そういう風に現実を受け止めることができるようになると、
いかにしてそれらしい言い訳をするかかんがえるようになります。
もう見苦しさこの上なし。
怒りに染まる上司の面持ちを想像しながら、それを交わすための言い訳を考えるために頭をフル回転。
不毛な時間です。
言い訳してもどうせ怒られるのに。。
こうやって、地獄の月末を過ごしては、来月はうまくいくのかな、でも仮にうまく達成できても、その次はどうなのかな、と心配しては、この終わりなき地獄のノルマのループに、身も心も削られそうになります。。
申し訳ないですがこの記事は大変危険だと思います。
INFPは営業に向いていません。
営業職を選択してよかったと思える方より後悔する方の方が圧倒的多数になると思われます。
INFPが営業を選択するメリットを主張するにはデメリットが大きすぎます。
INFPの適職で検索すると上位に上がってきますので念のため反論を記載させてください。
(私自身も営業職を15年続けてきましたが結果としては大変後悔しております)
①外向型(E)または内向型(I)のどちらが営業職に向くか
この部分については必ずしも(E)が優位かというとそうではありません。
顧客が(I)に心を開く場合もありますし、記事に記載されているとおり
聞き上手なので顧客のニーズをうまくとらえることが可能です。
しかしそれは多岐にわたる営業活動の一部でしかありません。
②感覚型(S)または直観型(N)のどちらが営業職に向くか
圧倒的に(S)です。
現実を見て落としどころを決定する場面ばかりです。
(N)に近ければ近いほど(理想やあるべき姿を求める傾向が強いほど)
あなたの仕事は滞ります。
③思考型(T)または感情型(F)のどちらが営業職に向くか
こちらも一概には言えませんが、仕入先、仕事の依頼先への交渉で
仕事を引き受けてもらう場面では(F)はかなり苦労します。
もし営業部門と製造部門が仲が悪い会社であれば
内部的な争いの中で(F)の精神的疲労はかなり大きくなるでしょう。
④判断型(J)または知覚型(P)のどちらが営業職に向くか
圧倒的に(J)です。
計画とその進捗を厳正に管理することが求められます。
ノルマに関しては有言実行されていることが重要であり
ノルマが達成できるかどうかがわからないけど結果的に達成した…では
評価を逆に落としてしまうケースもあります。(部門全体の見通しが狂うため)
また、数では正反対のESTJ型の方が多く、もしESTJ型がINFP型の上司になった場合は
ほぼ必ずと言っていいほどコミュニケーション不全が起こります。
その場合INFPの仕事が適正に評価されることはないでしょう。
その他、上でコメントされている方の通り毎期のノルマのルールを地獄と感じることは間違いないです。
(ESTJ型はノルマをゲームととらえているようです)
上記をまとめるとINFPは営業職に向いていないと考えます。
すでに営業職のキャリアを取ってしまっている場合はインサイドセールスやマーケティングなどに方向転換した方が満足を得られやすいかと思います。