INFPは天才

INFP型の読者様よりコメントを頂きました。若かりし頃は絶望しながらもそれにどこか酔いしれたところがあり、なんだかんだで自分は大成する、選ばれし者なのだという自負もあったようですが、だんだんと年を取るにつれ、そうもいかないこの現実を目の当たりにして、自分もまたその他大勢の一粒に過ぎなかったのだと、そう感じたようです。でも、最後は悟り、それはそれで幸せなのだ、と、、これは一つのINFPの成長過程なのかもしれません。

▽▽

[東京都:INFPの田中 様]

40歳になり、もう人としてINFPとして、折り返し地点にきています。

すっかり酒におぼれ、晩酌をやめられない体質になりました。会社では後輩の上司に怒鳴られ、バカにされる日々で、辞めたくてもこの世の中の不況を(2020年代は歴史的な不況でした)、否、もうどんなに好景気でも40歳ともなると煙たがられ、おそらく拾ってくれるところなどはなく、私には残されている道がありません。

道がない、閉ざされているがために、しがみつくしかない。そうやって会社にしがみつくしか、ないのです。

若いころはあんなに万能感にあふれ、明るく楽しそうに過ごす人間を、イソッブ物語のアリとキリギリスにおける、キリギリス、つまり享楽的で今この一瞬さえよければそれでよい、しかしそのツケがあとでやってくる、という軽率な生き方を見下してさえいた日々がこれが今は昔、すっかり、それは自身のコミュニケーションスキルの低さや対人力のなさのコンプレックスの表れだったと反省しています。

もっと、磨けばよかった。

40歳を迎えた今思うことは、もっと普通に生きていればよかった、ということです。

INFP 天才じゃなかった

INFP 天才

どこか自分は浮世離れしており、

何か人と違うことで、得意になり、

その要素の一つとして「何を考えているのかわからないミステリアスな人」に見られたかったのでしょうか(つまりは天才に見られたかったし天才的な感性をもっていると思っていました。)

過去の自分は天才でもないのに傲慢だったと反省

INFP 天才じゃない

今なら全力で過去の自分にいえる、

お前はそんなに偉くない、頭を低くして、人に歩み寄れ、と。

天才、それであるがゆえに自分は世間一般の人たちと乖離があり、溶け込めない、溶け込めないことこそが天才たるゆえんなのではないかと、論理学の矛盾も甚だしく、でもそれは、ただただ自己満足、自己陶酔の世界の中で、この答えが未来にあると信じていたものの、

私に待っていた未来は、、、

そう、

浮世ばなれした、、、

天才たるがゆえんの、

、、、

孤独、

それこそも前提たる条件、、

そう定義できるような、、

思い描いた未来、、、

ではなく!!!

・・

・・・

・・・・・

そう、ただの、普通の人でした。

否、その普通の人が普通にこなすことでさえ、できない、当然普通たることを拒否していきてきましたから、それは無理。

だから逆に「普通それぐらいできるだろ!?いわれなくても」

という、体たらくとなってしまったのです。

ああ、

もうリカバリは無理なのか・・?

 

酒、晩酌に溺れ、もうろうとしながら日々をすごし、絶望の中終わりの見えない今を、生きている。

これが、予想だにしない私の40歳の年、世は新型コロナウィルスのパンデミックに襲われている真っ只中、でございます。

でも、天才ではなかったけど肩の荷が下りて気持ちは楽

INFP 天才じゃないけど

天才じゃなかった、だから楽です。もう自分探ししなくていいんですから。

私は、限界を知った。

だからもう挑まなくていい、ただ自分のこれまで好きだったことを追いかけようと、思うようになりました。

お酒を飲む、漫画とか本を読む(マンガって面白いですね)、、そういうこと以外あまり興味はないのですが、でも無理に自分にうそをつかなくていいと割り切れることは、この(これを書いている)40歳という節目に、多大な意味をもちます。

好きなように生きよう。

もう人からバカにされようとも、評価されてなくても、自分がいかに楽しいと思える時間を一秒でも長く持たせられることに全力をそそごう、そう思ったのです。

INFP、天才でなくていい

だから、もう天才を目指さなくていい、自由でいよう。

そう思ったのです。これが終わりじゃなくて始まりと。

△△

田中様、コメントありがとうございました。

人生はそういうものだと思います。

人間の本来のDNA的な寿命は38歳だそうです。今の人類が平均年齢80年となるのは文明が発達して、食も医療も恵み、その結果だそうです。

つまり、もう勝負はつきました。もちろん、もしご自身が天才たる人生こそ我なり、という場合は、です。思いが成就できなかったから勝った負けたという意味ではありません。

もう、ここで一区切りつけてゼロから始めたらいいのではないかということです。

ある意味、もうその体で頑張らなくていいと思います。

余生たる40歳超えの人生は、思いの赴くままに生きる、それこそが今まで頑張ってきた自分へのご褒美であり、かつ周囲への精算になると思います。

天才であることなんて、どうでもいいと思います。自分が最後に穏やかな気分で死ねることが、一番の安らぎではありませんか。ぜひ諦めずに自分の幸せを追求されれば、いいんじゃないかと、思います!

コメント

  1. ジム より:

    ギフテッド(IQ130以上)関連書籍を読んでいると、どうもINFPと合致する部分が多く見受けられます。
    IQは高いのだけど、一般社会にはなじめず
    高IQ≠学業成績なので学校のテストもそんなに良くない
    好きな分野はとことん好きだけど、嫌いなところは興味がわかないでやらない。もしくはやるのが大変困難だが、自分の適性に逆らって無理やらざるえないので、ものすごく疲弊する。
    興味がない基礎的な部分で抜けがあり、学年が進むにつれて勉強が追い付かなくなる。
    あと、公共正義にすごく興味を持つとも書かれていました。この辺もINFPと合致します。
    INFPが全員ギフテッドではないのでしょうが、生きづらくて悩んでいるINFPの方は一度検査してもらったら人生が少し楽になるかもしれません。

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