黒花豆は、花豆の一種です。読み方はくろはなまめ、と読みます。花豆はベニバナインゲンの種子であり、豆の中では最大で煮豆や甘納豆に用いられているのは知られるところです。赤い花をつけるベニバナインゲンは冷涼地での栽培に向き、東北地方や北海道が産地として盛んです。
黒花豆の読み方
くろはなまめ。シンプルな字面で、そのまま読むことが逆に疑わしく、つい、こっかまめ、とか、こくかとう、とかはたまたもっとこなれて、レーズン、みたいな身近だけど漢字になると途端に読めなくなる類のものかとも思いますが、裏はなく、
単純に、くろはなまめ、です。素直に読んで問題ございません。
花豆には大きく紫花豆(むらさきはなまめ)と白花豆(しろはなまめ)がある
花豆は、英名をRunner bean、和名を紅花隠元とされ、栄養面では不溶性の食物繊維を多く含むのでお通じ改善にもよいとされる食材です。
大きく2種類、赤紫に黒い斑点がついた皮をもつ紫花豆と白色で陶器のようなツヤをもつ白花豆があります。黒花豆はこの紫花豆のほうに近い種類となります。※茶花豆(ちゃばなまめ)という種類もあります。
ちなみに、この花豆は加熱不十分で食べると嘔吐下痢の中毒症状を起こすことがあるといわれます。これは含有されるたんぱく質レシチンが原因とされますが、じっくりと柔らかくなるまで茹でることで無毒化されるといわれます。
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