悩まずにはいられない人

悩まずにはいられない人

こ、こんにちは、ごくり。 さてタイトルを見てオッと惹かれて最近読んだ本があります。

「悩まずにはいられない人 PHP新書 著書:加藤諦三」

人間とは誰しも幸福を願っているものであると思いがちですが、実はそうではない人もいるんですね。

・・・!!
それ自分もそうだ!

ふとワタシはハッとさせられたのです。前々から薄っすらとそういう傾向が自分にあることは気が付いていたのですが、こうやってハッキリと文章に書き表された言葉を見て思いが確かなものとなりました。

ワタシは、自身が悩まずにはいられない人間です。
けれども、これは決して自分がマゾだとか不幸になりたいというのではなくて、幸福を恐れているといいますか、自分が幸福でいられるはずがないというような観念が心の奥底にあって、なんか思い通りにいかない状態を当たり前に思い、失敗を求めているような所があって前々からそのことが引っかかっていました。 

うまく説明できないこの不幸追求はなんなのだろうと。

本書を読んでその結論からいうと、これは親にありといっても過言ではありません。
幼少期は誰でも親からかまってもらいたくて愛情を求めるものですが、それを受け取れない環境下(権威的な親や無関心な親の元など)に育つと本来獲得すべき人への信頼や自信といったものが成長過程で獲得できず、社会性に支障をきたすようです。

それが具体的にどう症状として現れるのか?がこれ、すごい、ドーン!!

嘆いている方が心理的に楽という現象です。嘘みたいですよね。嘆くことは心理的に負担ですから、できれば早々に気持ちに整理をつけて前向きに生きていきたいというのが人間だと思います。
これを専門的にいうと、成長欲求と退行欲求という心の働きになります。


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成長欲求というは人生に対して前向き、自発的・能動的に取り組みたいという思いです。
それに対して退行欲求というのがかなり厄介なものでして、本質的にいうと無意識下で不幸であることを楽しむような性向にある状態といえるでしょう。小さい子が親にかまってもらうためには泣いてわめいて自己PRをしますよね、そんな状態です。だから自分はこんなに惨めなんだと自身を扱い、またそれをアピールする。ちょっと歪んだ形でいうと、自分は特別な存在であると考えるのもまたその退行欲求のひとつのようです。これ、ワタシ当てはまります。ワタシも自分は違うとのぼせ上っていいた時期があります(少しは世慣れしたのか最近は自分が凡人であることを認識し始めましたがそれでもネットの診断テストとか受けては自分の才能を探ろうとする傾向があるので本質的には変わっていないのでしょう)。

この退行欲求は心にこびりついた悪しき習慣です。
これを取り除かない限り、いつまで経っても幸福は掴めません。だって不幸であることを求めているのですから。ダメ男やDV夫から離れられないとかアルコール依存や鬱病などもこういうことが原因でもあるようです。
本書で解説されているエピソードに、大学に行ってから対人恐怖症になった方の話が掲載されていますが、こういった方たちは高校時代に「世界征服を目論んでいた」とかそういう偉くなる妄想を抱いた経験があるそうです。またそこまでには至らないにしても、社会的に偉い立場にならないと普通に人と付き合えないような人も存在するとのことです。素の自分でありのままに勝負できないってことですね。

ああ、当てはまりまくるなぁ。。
ではどうやればその退行欲求を退けて前向きな人生を送れるのか?
これ色々あるので、興味がある方はぜひ本書を読んでください。
隠された自分の怒りのすごさを知りこんなにも自分は自分を苦しめていたんだと知りそれを解放できることになるでしょう。



アナタは私と似てる?>>管理人はこんな人






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