会話テクニックの「オウム返し」は実際には使えない件

バカに

こ、こんにちは、「こ、こんにちは」 コミュ障の安倍です。

オウム返しで挨拶してみました。

「オウム返し」知っていますか?

会話の中で、相手の言ったことをオウムのようにそっくりそのまま返す手法で、傾聴に用いられるテクニックです。

「連休中に、あの映画を見に行ったんだ〜」

「映画見に行ったんだね〜」

聞き上手(=話上手)の人はだいたいこのテクニックを使うとされ、心理学的にも有用とされています。

行ったことを反復することにより相手に「聞いてもらっている」と安心感を与えるそうです。

他にも、ミラーリングといって、例えば相手がお茶を飲んだらこちらも飲む、腕を組んだらこちらも腕を組む、というような、相手に同調するような仕草をすると有用とされています。

学術上というかマニュアル的には。

でも、こんなの真似してはいけません。

これは上級者が自然に滲み出すテクニックのうちの一つ、いやテクニックというより相手に興味を持ち観察して話を聞こうとしているから、結果として「オウム返し」になったり、「真似する」というような仕草につながるのです。

心理学本を鵜呑みにして、こういうことをコミュ障がやろうとすると、ぎこちなくなります。

そもそもオウム返しで相槌を打っても話がつながりません。

というかえんえんとオウム返しの相槌を打っていたら自分でも違和感がありますし、もうバカみたいになってくるからです。

これ、試しにやってみると分かりますが、意識して相手の仕草を真似しようとすると、すごくぎこちなくなるというか、真似しようとすることに意識が向き、かえって会話に集中できなくなるのです。

なのに、どうして世の中の会話マニュアル本はこういうことを平気で主張するのか不思議なのです。


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それ、実際にやってみたの? という感じで、ワタシはこのミラーリング系を解説しているコミュニケーション本などには懐疑的です。それ、ただの過去の確立された手法をなぞってるだけでしょう、と。(NLPという、体系立てられた心理学理論の中で実証されている手法なのかもしれませんが、シンプルでありながら熟練を要する、いやセンスを要する高高等テクで、素人が一朝一夕に身に着けられる技術ではないと思います。)

いや、分かるのです、確かに話していて偶然仕草がかぶったりすると何か親近感がわき、うんうん、と身を乗り出してオウム返しにしてくる人って距離が比較的近く感じるというのは。

でもそれは、会話するにあたり相手に興味を持ち、話をしたい、理解してあげたい、という気持ちがあるから発声することであり、それを表面をなぞらえて外面だけ取り繕っても仕方ないと思います。

悲しいから泣くのではなく楽しいから笑うのでもない、 泣くから悲しいのだ・笑うから楽しいのだというあの、さも真理をついたような非実践的な理論(心理学的には正しいとされていますがウソだと思います)と同じです。 ※私は祖父の葬式で親族に涙を見せまいと必死で葬式中に笑顔を作りましたが悲しくてボロボロ涙がこぼれましたよ、と。

ということで会話下手の方はこういう上辺のテクニックを妄信しないことです。 それより相手にどうすれば敬愛の念を示せるかに傾倒したほうがいいでしょう。 コミュ障にはそれが一番の難題なのですが。。

※ただし会話上級者で、交渉術に生まれつき長けているような人が、コミュニケーション中に余裕を持ちながら上記のテクニックをアレンジを加えながら実践するということには意味があるだろうということは付け加えておきます。  なんかコイツ胡散臭いな、と思えるようなセールスマンなどに初めは警戒心を持っていたのにいつの間にか気持ち良く喋らされていい気分になってしまったということもありますからね。



アナタは私と似てる?>>管理人はこんな人






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