自分が喋った言葉を小さい声で繰り返す

自分の子どもの成長はとても心配なもので、ちょっと何かあると気になってネットで調べたりするものですが、そんな中でも些細な現象にふと異変を感じた時、大人の自分としては驚くことがあります。

今回は読者さんから寄せられた、まるで異常がなさそうな、ただの癖ではないのか?でも心配だという意見をいただきました。

自分が喋った言葉を小さい声で繰り返す

[長野県:N様]

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幼稚園生の頃から、小学4年生にいたるまで、自分が喋った言葉を小さい声で繰り返す

私の息子が、幼稚園生の頃から、自分が喋ったあとに、それをこそこそとオウム返しでささやく、そんな症状があり、色々と調べてみました。自身、吃音を持っており、もしかすると、そうしたチック的な症状が遺伝してしまったのでは!?とも考えていますが。。

以下が得られた知見です。

一般的に「反響言語」(エコラリア)と呼ばれる現象が関連していることがあります。反響言語とは、聞いた言葉や自分が話した言葉を繰り返す行動のことで、発達の一環として見られることもありますし、何か特定のストレスや不安、または神経発達の違いが関連している場合もあります。

ただし、反響言語が必ずしも問題であるとは限りません。子どもが日常生活や学校生活に支障をきたしていない場合、成長の過程として自然に解消されることも多いです。しかし、繰り返しの頻度が高かったり、他の言語や行動面での問題が見られる場合は、専門の小児科医や心理士に相談したほうがよいと思われます。私の息子は一時治っていたのですが、また再発しました。

知り合いの先生に聞いてみたレポートです。参考になればと思いますので載せておきます。

 反響言語(自分の言葉を繰り返すこと)は普通のことですか?

ある程度は普通です。多くの子どもは発達の過程で、自分の言葉や他人の言葉を繰り返すことがあります。特に言葉や考えを整理しようとしているときに見られることがあります。

 なぜ子どもは自分の言葉を繰り返すのですか?

言葉を繰り返すことで、理解を深めたり、安心感を得ようとすることがあります。新しい情報を処理したり、不安や緊張感があるときに、この行動が強くなることもあります。

この現象は何か病的な問題があるのでしょうか?

通常の発達の一部であることが多いですが、他の言語や行動上の問題と一緒に見られる場合は、発達障害(例:自閉症スペクトラム)のサインである可能性もあるため、専門家に相談することが推奨されます。

反響言語はいつ頃自然に消えるのでしょうか?

多くの場合、言語能力が向上するにつれて自然に減少していきます。具体的には、小学校中学年くらいまでに消えることが多いです。

 自分の言葉を繰り返す行動を放置してもよいですか?

放置しても問題がない場合も多いですが、繰り返す行動がストレスやコミュニケーションの障害となっているようであれば、専門家の助言を得たほうが良いです。

親としてこの行動にどう対応すればよいですか?

無理にやめさせようとせず、まずはお子さんが何を感じているのか、どんな状況でこの行動が現れるのかを観察してみてください。また、安心感を与えることが大切です。

この行動は学校でのストレスが原因でしょうか?

ストレスが原因の可能性はあります。新しい環境や友人関係、学業のプレッシャーなどが影響しているかもしれません。学校生活について話を聞くことが役立つことがあります。

他の子どもも同じようなことをするのでしょうか?

はい、他の子どもも同じようなことをすることがあります。特に幼児期や小学校低学年では、言葉を繰り返すことが見られるのは珍しくありません。

子どもが言葉を繰り返すことで、他の学習や発達に影響がありますか?

通常は影響はありませんが、もし他の発達の遅れやコミュニケーションの問題が同時に見られる場合、早めに専門家に相談するのが良いです。

専門家に相談するタイミングはいつですか?

この行動が6ヶ月以上続いたり、学校や家庭での生活に支障をきたしている場合、または他の発達面の遅れが見られる場合は、早めに小児科医や発達の専門家に相談することをお勧めします。

正直、息子はサッカーを幼少期からずっとやっているのですが、全く上達しない、ぽかーんとしている、学校の勉強も、理解できないわけではないのですが問題に向かう意欲がなく、とんでもない間違い、とくに算数でその数字の大小の規模感を掴めない、という特徴があります。

もしかすると発達障害的なものなのかもしれませんが、いろいろと調べた結果わかったことは、まだ小学生の段階では判断がつかない、ということです。これが中学生になっても引きずっているようなら、対処が必要だ、それが最終見解です。

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