XLOOKUP 複数条件の使い方

XLOOKUP 複数条件

🔍 XLOOKUP 複数条件の使い方|VLOOKUPより簡単な検索方法を解説!

XLOOKUPはExcelのデータ検索関数の中でも最も柔軟な検索が可能な関数です。
VLOOKUPでは対応できなかった「複数条件での検索」 も、XLOOKUPなら簡単にできます!これを知っているかどうかで帰宅時間が30分は違うはず・・・!?

→いや、実は、それFILTER関数でやるのです。答えは、記事のラストの方に記載しています。(が、なぜXLOOKUPがダメなのかを知っておくために順番に確認することをおすすめします)

✅ XLOOKUPで複数条件検索はできる?

結論から言うと、XLOOKUP単体では直接複数条件を指定できません。
しかし、「条件を掛け算」 することで複数条件を適用できます!

🎯 例1:カテゴリーが「フルーツ」かつ価格が「100円以上150円以下」の商品を検索

次のような商品リストがあるとします。

A B C D
1 商品コード 商品名 カテゴリー 価格
2 A001 りんご フルーツ 100
3 A002 バナナ フルーツ 150
4 A003 みかん フルーツ 200
5 A004 にんじん 野菜 120
6 A005 ほうれん草 野菜 180

ここで、「カテゴリーがフルーツ」かつ「100円以上150円以下」の商品名を検索する場合、XLOOKUPは次のように書きます。

=XLOOKUP(1, (C2:C6="フルーツ") * (D2:D6>=100) * (D2:D6<=150), B2:B6, "該当なし")

結果:

  • ✅ りんご(100円, フルーツ)
  • ✅ バナナ(150円, フルーツ)→ただし2行目の該当は結果として出力されない
  • 🚫 みかん(200円, フルーツ)→ 条件外
  • 🚫 にんじん・ほうれん草(野菜)→ 条件外

🔍 FILTER関数で解決!

XLOOKUPはExcelのデータ検索関数の中でも最も柔軟な検索が可能な関数です。
しかし、XLOOKUPは1つの結果しか返せません。
複数の条件に合うすべてのデータを取得する場合、FILTER関数 を使いましょう!

🎯 例1:カテゴリーが「フルーツ」かつ価格が「100円以上150円以下」の商品を検索

次のような商品リストがあるとします。

A B C D
1 商品コード 商品名 カテゴリー 価格
2 A001 りんご フルーツ 100
3 A002 バナナ フルーツ 150
4 A003 みかん フルーツ 200
5 A004 にんじん 野菜 120
6 A005 ほうれん草 野菜 180

ここで、「カテゴリーがフルーツ」かつ「100円以上150円以下」の商品名をすべて取得するには、XLOOKUPではなくFILTER関数 を使います。

=FILTER(B2:B6, (C2:C6="フルーツ") * (D2:D6>=100) * (D2:D6<=150), "該当なし")

結果:

  • ✅ りんご(100円, フルーツ)
  • ✅ バナナ(150円, フルーツ)
XLOOKUP 複数条件、FILTER関数を使えばうまくいく

XLOOKUP 複数条件、FILTER関数を使えばうまくいく

解説:

  • (C2:C6=”フルーツ”) → フルーツなら「1」、それ以外は「0」
  • (D2:D6>=100) → 価格が100円以上なら「1」、それ以外は「0」
  • (D2:D6<=150) → 価格が150円以下なら「1」、それ以外は「0」
  • 3つを掛け算することで、「フルーツ かつ 100円以上150円以下」の行だけが対象になる
おお!「りんご」と「バナナ」だけが結果に出る!
XLOOKUPじゃなくてFILTER関数を使うのがポイントなんだね!
そうなの!XLOOKUPは「最初に見つかった1つの結果」 しか返せないから、
複数条件で複数の結果を取得したいときはFILTER関数を使う のよ!

🚀 FILTER関数を使った複数条件検索まとめ

  • ✅ XLOOKUPは最初の1件しか取得できない(複数の結果は取得できない)
  • FILTER関数を使えば、条件に一致するすべてのデータを取得可能!
  • ✅ 「フルーツ かつ 100円以上150円以下」のような条件も簡単に設定できる!
  • ✅ VLOOKUPよりも柔軟に使え、データが増えても強い

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