
ExcelのIF関数を使うと、「セルに文字が入っているかどうか」を簡単に判定できます。本記事では、IF関数の基本から応用までを詳しく解説します。
1. IF関数で「文字が入っていたら」を判定する基本
ExcelのIF関数を使うと、指定したセルに文字が入力されているかどうかをチェックし、それに応じた処理を実行できます。
1-1. IF関数の基本構文
IF関数の基本的な書き方は以下の通りです。
=IF(論理式, 真の場合の値, 偽の場合の値)
この中で、「論理式」にA1<>""
を指定すると、「セルA1に何かしらの文字が入っているか」を判定できます。
1-2. 具体的な使用例
例えば、セルA1に文字が入っていたら「入力済み」、空白なら「未入力」と表示する場合、以下のように記述します。
=IF(A1<>"", "入力済み", "未入力")
2. 応用編:特定の文字が入っていたら判定する
特定の文字が入っているかをチェックするには、SEARCH関数やISNUMBER関数を組み合わせます。
2-1. 特定の単語を含むかチェック
たとえば、A1セルに「完了」という文字が含まれているか判定する場合、以下のように書きます。
=IF(ISNUMBER(SEARCH("完了", A1)), "含まれる", "含まれない")
この式のポイント:
SEARCH("完了", A1)
で、A1セルの中に「完了」という単語があるかを検索- もし「完了」が含まれていれば、SEARCH関数は数値「1」を返す
- ISNUMBER関数で「数値かどうか」を判定し、数値なら「含まれる」、そうでなければ「含まれない」と表示
3. IF関数の実践例(Excel表付き)
実際に、IF関数を使って「文字が入っているかどうか」を判定するExcel表を作成しました。
A列 | B列 | IF関数の式 |
---|---|---|
テスト | =IF(A2<>””, “入力あり”, “未入力”) | 入力あり |
=IF(A3<>””, “入力あり”, “未入力”) | 未入力 |
4. よくある質問(Q&A形式)

まとめ
ExcelのIF関数を使えば、「文字が入っていたら○○する」といった条件分岐が簡単にできます。さらに、SEARCH関数やISNUMBER関数を組み合わせることで、特定の文字を含むかどうかも判定可能です。実際にExcelで試してみて、活用してみましょう!
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