
マウスパッドなんぞ過去の遺物で誰も使わねーよ。
…そんなことはありません。 技術が発展した今でも、マウスパッドは必要です。(その昔はマウスの腹面にボールがついており、これがゴロゴロと動くことでマウスポインタが反応する仕組みでした。つまりそのボールの滑り具合がモノをいうため、マウスパッドのような安定して滑りやすい面としての機能は重要でした。一方、現代はLEDの光がマウスの裏面から放たれその光のずれを座標としてとらえてマウスポインタを動かす仕組みであり、フラットな面であればどこでも動かせるというのが多くの見解です)
マウスパッドが大事な理由
一つは、
座布団の代わりとしてです。
いくら文明が発達した日本でも、人が床に座るときには座布団を用いるのがマナーであり、またクッションとなり足腰への負担を軽減します。マウスも同様にして使用することがマナー的な一面もあり、かつ手首や肘、肩への負担軽減につながっているように感じる方は少なくないでしょう。
もう一つは、
動かしやすさです。
レーザーポイント式のマウスはどこでも動きますが、それでも場所を選びます。貧乏サラリーマンである私は仕事をするための書斎がないので、食卓でパソコン(PC)を操作しますが、その反射が悪いのか、マウスポインタの挙動が不安定です。
こうした面ではマウスはうまく動いてくれません。
そこでマウスパッドです。同じ色合いのマウスパッドであれば光学式のマウスは安定した力加減で動くかと思います。そのためには百均のマウスパッドで十分です。ただ、百均のマウスパッドには勝った当初は匂いがキツイというデメリットがあります。スキューバダイビングの際のウェットスーツのようなゴム臭さ。ガソリン臭さ。化学薬品のような匂い。これが特徴的です。もっとも原料が石油系かと思われますので当然といえば当然なのですが、苦手な人には苦痛でありましょう。
とにかく臭い、化学性の、いかにも人体に悪影響を及ぼしそうなツンとした匂い、そして鼻の奥を刺激して、目を痛くするようなこの影響力。

百均のマウスパッドは最初は化学臭い
ただ、使っているうちにニオイはだんだんと消えていき、ほぼ無臭になります。
はじめこそ強烈ですが、使い込むにつれ徐々になじんできます。ニオイだけでなく、マットの滑り心地もよく、マイパッドになりうるだけのもので、結構使い勝手もよくなってきます(^^)/
そして何より、この気取らない、ただ真四角にぶった切ったような無骨な切れっぱしがだんだんとマウスになじんでくるのです。厳密にはマウスを動かす人間の手がこのパッドに神経が適応する、という感じなのかもしれませんが、だんだんと使いやすく泣てくるのです。
意外に使いやすい、というのは、つまりこういう意味です。
通常、使い込むほどに味が出てよくなってくるものは高級品で、
逆の作用をもつ、すなわち使えば使うほど消耗 劣化するものは安物と言われます。
安物(廉価品)である100円均一のこのマウスパッドが連続使用に耐えるわけがない、、それを裏切って、使えば使うほどにしっくりくる、
これこそが、
いまさら必要なのか!?と思っていたけど、使ってみたら、意外に
100均マウスパッドが便利、と思える意味かと思われます。
ぜひ一度お試しください。
何年物、となることでしょう。