23年8月27日に放送された24時間テレビ、今回のマラソンランナーは58歳の大ベテラン、ヒロミさんでした。
100キロ以上もの独走はとても過酷な試練だったと思います。でもそれを苦しみながらもなんだかんだで涼しくゴールしたヒロミさんはやはりしっかりした方だと思いました。
さてそんな中で、恒例の、終盤の楽曲「負けないで」の合唱で起きたことでした。
ジャ、ジャッジャ、ジャジャジャジャジャジャ♪のあのイントロが始まると、いきなり
「負けないでもう少し♪」
とかわいい声でいきなり歌い声が流れました!
この「負けないで、♪」というのはこの歌のサビの部分ですね。確かに勢いがあるメロディーなのでいきないサビから入るパターンの歌にも思えます。でもこの歌の出だしは、最初のメロディからしばらく間があり、「ふとした瞬間に~♪」です。世代の方からするともう聞きなじんでいる導入部分ですね。
しかし、この歌声が流れる場面、ヒロミさんが走るTV画面の下になんとチャリティーパソナリティー芦田愛菜ちゃんが、歌っているではありませんか。
勢いよい歌声の出だしとは裏腹に、あれ間違えた!??とキョロキョロして口元に手を当てる愛菜ちゃんの困惑ぶりは、もうやってしまった!というハプニングの様子。あれ?ここ歌いだしじゃないの?という。あれだけの人数がいる中、一人だけが間違えてフライングしていまうというこの事態、相当に恥ずかしかったと思います。筆者も、いつだったか思い出せませんが、これに似たような経験があり顔面から火が出るのではないかというほど恥ずかしかった記憶があります。いや誰しもひとつやふたつくらいこうした経験があるのではないでしょうか。
にしても、これは過去にもなかなか見られないパターンで、相当に関係者さんも焦ったことと思います。血の気が引いたことでしょう。
でも、無理もないと思います。この「負けないで」は1993年に当時の人気バンドZARDが出した楽曲です。芦田愛菜ちゃんの生まれは2004年、もう生まれる10年くらい前の歌であり、おそらくご本人にとっては24時間マラソンの歌、という印象しかないと思います。この年代に青春真っただ中だった筆者からすると、この曲の出だしを間違えるとは、という感触もありますが、でも、自分が生まれる10年前の歌だったら果たしてどうか?と自身を顧みると、なんら不思議ではないと改めて納得しました。また、24時間もの主演責任の中で強いられる責任感のなかからくる疲労は想像を絶しますし、間違えてなんら不思議ではないのです。
それよりも、小学校や中学校の頃の音楽の授業の合唱の際に、出だしを堂々と歌いだすことが苦手だった筆者にとっては、やはりああいう人の注目を集める大舞台で、歌詞の始まりから堂々と歌いだす度胸は、たくましく素晴らしい、だから成功できるんだと感じた次第でした。
番組の終盤のクライマックスで間違えてしまったご本人や関係者の方は、大ハプニング!と思うかも知れませんが、視聴者からするとそれもまた余興で、楽しく視聴できるものです。
これからも頑張ってください!
コメント
あの芦田愛菜ちゃん可愛かった〜