先日TVを見ていると大谷翔平選手のその記録的な成績を褒めたたる特集が組まれていて、その中でもアメリカのメディアがこぞって絶賛しているフレーズのボキャブラリーのバラエティーに胸を打たれたのでシェアします。
- 地球上で最高の選手
- 野球における完璧な兵器
- 野球界における特異な生き物
- 人間の形をした神話の中の偉人
- モンスターか人造人間
- 一時代に一人の才能
- 100年に一人の才能
- 一生に一度より三生に一度の選手
- 意味が分からない
- われわれは偉大なるものを目撃しているのだ
- MLBはもう”野球の神”を探さなくていい、ショウヘイがいるではないか
- 大谷はすでに史上最高なのにどういうわけだか進化し続けている
- アメリカの文化を変えてしまうほどの存在
- もし大谷にできないことがあると思っているならあなたがおそらく間違っている
- 人生が終わりを告げる前に見るべきもの「中国の万里の長城・アイスランドのオーロラ・大谷翔平の打撃練習」
- 人生で必ず迎えるもの「死・税金・大谷翔平のホームラン」
- 表現する言葉がない
- 誰かあのホームランボールをとって見てきてくれ、片面が凹んでいるから
地球上で最高の選手
これはまぁふつうの誉めことばです。
野球における完璧な兵器
兵器。ウェポン。巨神兵的ですね。
野球界における特異な生き物
もはや人間の範疇外。ちなみに、これをAIで検索してみると次のような回答が出てきて、すでに大谷翔平選手は2023年9月現在データベースにしっかりと入っています!
野球界における特異な生き物とは誰のことですか?
「野球界における特異な生き物」という表現は特定の選手を指しているわけではなく、一般的に野球界で非常に優れた特性や能力を持つ選手を形容する際に使用される表現です。野球の歴史には多くの特異な才能を持つ選手が登場しており、彼らはその特異性から異なるニックネームや称号を持つことがあります。
特異な生き物と呼ばれる選手は時代や文脈によって異なりますが、例えば以下のような選手が該当するかもしれません:
- ベーブ・ルース: 野球史上最も有名な特異な生き物の一人で、圧倒的なホームラン記録を持ち、投手としても成功した選手です。
- ショウヘイ・オオタニ: 現代の特異な生き物として言及されることが多い、日本出身の選手で、投手としても打者としても高い能力を持つ選手です。
- ウィリー・メイズ: 「ザ・セイ・ヘイ・キッド」として知られ、守備と打撃の両面で優れた選手であったことから特異な生き物とされました。
- ロビンソン・カノ: ダブルプレーの名手として知られ、守備力と打撃力を兼ね備えた選手として特異な生き物と評価されました。
特異な生き物と呼ばれる選手は、野球界における伝説的な存在であり、彼らの能力や業績は多くのファンに称賛されています。しかし、この表現は主観的であり、異なる人々によって異なる選手が特異な生き物と見なされることがあります。
人間の形をした神話の中の偉人
油絵で描かれるような世界です。
モンスターか人造人間
野球専用にDNAをモジュール化し統合された新兵器
一時代に一人の才能
一時代の定義にもよりますが、日本でいうと、江戸・明治・大正・昭和・令和、、そう考えると壮大です。
100年に一人の才能
これは一時代に一人、とほぼ同義ですね。
一生に一度より三生に一度の選手
これはアメリカン笑!2回生まれ変わって3回目でやっと目にかかれると思うとこれは気が遠くなるほどの存在です。
意味が分からない
好き。シンプルですが、要は表現できないくらいのすごさということですね。
われわれは偉大なるものを目撃しているのだ
これは神話、宗教の本とかに出てくるような、もはや崇拝対象を表現するときのものです。
MLBはもう”野球の神”を探さなくていい、ショウヘイがいるではないか
探さなくていい、もうそこにあるから。まるで幸せな日常に気が付いていない人を諭すような深遠なメッセージです。
大谷はすでに史上最高なのにどういうわけだか進化し続けている
どういうわけだか、という理解の及ばない様をわざわざ口にしているのがマシマシ表現です。
アメリカの文化を変えてしまうほどの存在
そこまでいってしまうか笑!純粋に積み重ねた感嘆からくる褒め言葉です。
もし大谷にできないことがあると思っているならあなたがおそらく間違っている
大谷か大谷じゃないか、くらいの、人間を二分するくらいの勢いのある言葉です。
人生が終わりを告げる前に見るべきもの「中国の万里の長城・アイスランドのオーロラ・大谷翔平の打撃練習」
好き。三大なんちゃら、ですね。
人生で必ず迎えるもの「死・税金・大谷翔平のホームラン」
好き。三大なんちゃらですが、この格言、箴言めいた、まるで古代文明の遺跡の石碑とかに刻まれていてそうな文言。
表現する言葉がない
絶句。つまりある程度生きてきた大人がこれまで獲得したボキャブラリーではアウトプットできないということです。
誰かあのホームランボールをとって見てきてくれ、片面が凹んでいるから
好き。映画みたい。一番好きです。
いやぁ、海外の誉め言葉って枠にはまらず文学的でいいですね。
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