ISFPが営業をやったらどうなるか

ISFP 営業

MBTI性格診断でISFPだという営業マンをやられている読者様よりお便りをいただきましたのでご紹介します。

[広島県:T・N様]

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管理人さん、こんにちは。今まで生きづらいと思いながらここまで生きてきました。もう36歳の中年サラリーマンで、仕事は営業マンをやっています。性格的におとなしい私、よくこんな仕事を選んで続けてきたな、と自分でも不思議です。

ネットのMBTI性格診断を受けるとISFPと診断されます。

本来この気質というのは、繊細で気が弱く、人とのコミュニケーションにも自信がないので、こういう人と接するような仕事を選ぼうとはしないものだと思います。

でも人生を送る中で何かの拍子にふと営業にチャレンジしてみたくなったり、また会社の配置転換などで営業職をやらざるを得なくなるというパターンはあろうかと思います。私の場合は生活できる給料を確保するために、つまり営業の仕事は給料がよい求人ばかりでしたので若い時分に変な勢い、若気の至りで応募して受かって、営業としてキャリアを続けてきました。

そこで、このISFPの私が営業の仕事についたらどんな結果になったか、今回少しでも同志の方の参考になればと思い投稿させていただきました。

ISFP、営業の仕事に入社当初は馴染めず辞めたくなる

ISFP 営業 やめたい

まずこれです。 ある程度希望を抱いた状態で入っても、入社して「うぇっ」となります。

周囲の明るい性格、よどみないトークの嵐に自分が場違いな気がして消えたくなるのです。

営業未経験で入るとなおさらにこのショックが大きく、休日も気が休まらないようなストレスを抱えることになろうかと思います。

また、得意先でも当然のように何を喋っていいか分からずドギマギすることになります。

でもそれは当然でしょう。ただでさえ営業の新人というのは戸惑うのに、コミュニケーションが苦手だと言われるISFPがそれをやろうとするなど、きついに決まっています。

営業の仕事に徐々に慣れる

ISFP 営業 なれる

しかしこれ不思議なもので、だんだんと慣れてくるのです。 3ヶ月も経つと会社の考え方が分かるようになり、また得意先での振る舞いもそれらしい感じでできるようになってきます。 それでも、まだ将来への不安感、この先やっていけるだろうか、という思いは拭えませんが、入社当初のストレスとは比べ物にならないほど楽な心持ちになってきます。

人よりできるようになる

で、本番はここからです。ISFPの性格であっても人よりできるようになってくる(こともある)のです。この性格タイプも持ち味として、マジメでひたむきな所つまりは誠実な部分があり、それがお客さんに認められるようになってくるのか分かりませんが、売れ出すのです。

気が付けば周囲の明るく社交的なタイプの営業マンよりも仕事ができるようにさえなることもあります。 これがだいたい3年くらいしたときでしょうか。 ISFPは、内向的でコミュニケーションが苦手だと思われがちですが、一方で繊細な神経でもって空気を読むことが得意です。つまり、相手の感情を掴めるというのも大きなアドバンテージなのではないでしょうか。 相手の立場に立って考えることができるのは営業の仕事においても強みです。

しかし、やっぱり心のどこかで仕事とのマッチングに違和感もまた感じずにはいられないのがこのタイプです。

なんというのでしょう、 演技をしている、これは本当の自分じゃないと苦しさを覚えます。

 

そして出世しない、ISFP