顔に尖ったイボが出来ました。小さな角(ツノ)のようなイボで、これはもしかすると、鬼の角が生えてきているのではないか、はたまた、タケノコが場所を間違えて生えてきているのではないか、はたまた伝説のユニコーンに化けようとしているのではないかというこの変身ぶりに、困惑する次第です。
肝心の顔の額に出来た尖ったイボの症例写真はこちらです。
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顔の尖ったイボの写真
まるで鬼の角のようなイボ
鬼のツノ、とでも表現したくなる出来栄え。とにかく、小さく、そして尖った感じです。
鬼滅の刃の禰豆子(ねずこ)みたい
2020年一世を風靡した鬼退治マンガの「鬼滅の刃」にでてくるネズコのキャラクタのようなツノです。
ユニコーンみたい
また、その鋭意にとがるイボは、かの伝説上の一本獣のユニコーンにも見えます。
葛飾北斎の名画 赤富士みたい
顔のひたいに生えたイボの尖った状態の解説

顔の尖ったイボの解説:上の方はトゲトゲとして白い。根元の方にいくにつれ赤みがかって血管も透けて見える
顔のおでこに出来た尖ったイボの正体
これは病院で調べてもらいますと、ウィルス性のイボだそうです。なかには「大人は顔にはイボはできない」と言い張るお医者さんもいらっしゃいましたが、結論、どの病院でも液体窒素で焼き切るような荒療治、はたまた、美容外科的にメスで切り取ってあとから整形するというようなサイコパスな治療法しか提案がなく、薬ももらわず自分で民間療法で対処することにしました。
正式には糸状疣贅(いとじょうゆうぜい)というヒトハピローマウィルスが皮膚の深層に入り込んで増殖した肉芽だそうです。
イボを直すためにやったこと(なかなか治らない)
ヨクイニンで治らない、顔の尖ったイボ
まずはヨクイニンです。知る人ぞ知るハトムギのもつ妖気的な効能です。古来中国は楊貴妃の時代より肌のイボに効くといわれたこのハトムギの実こと「ヨクイニン」。ただでさえ最初から、服用してもすぐに治らないとされるこの漢方的な植物、よく昔の人はこれを飲み続けてイボが治るという因果関係を発見したな、と、その根気強さに敬服せずにはいられません。

ヨクイニンを煎じて飲むも イボに効かない

ヨクイニンを袋から破って焼いて煎ってみて食べても、イボに効かない
妖気的、と書きましたが、つまりこのハトムギの実のヨクイニンがイボに効くことは慣習的に知られているものの、そのメカニズムについては解明されていないのがどこかミラクルでスピリチュアル的なのです。それゆえに、プラセボかもしれないのです。(※プラセボ・・・プラシーボともいい、偽薬のことです。薬だと信じ込んでいる人にとってはその暗示効果による薬理的な作用があるといわれるものです)
しかし、結論、私はこのヨクイニンをドラッグストア(薬局)で買って自分で煎じて2週間ほど飲み続けましたが、その労力の割に(毎日やかんでヨクイニンの袋を煮詰める作業は手間で苦痛です)、ちっとも、顔のおでこにできた尖ったイボが小さくなる気配がなかったからです。それどころか、むしろでかくなっているのでないか?このまま、立派なツノに育つのではないかと思えるくらい、、連想から、小さい頃に効いた鬼の昔話を思い出す始末でした。(桃太郎の鬼が島の鬼退治の話や、鬼と山芋の話 ※人間が山芋を美味しそうに食べる様子を見た鬼が、あれは鬼のツノだと勘違いして人間を恐れるようになる話)
このまま立派なツノになるまでイボが育てば、人を刺し殺すかもしれない、はたまた、誤って居酒屋などでスーツやコートなどをかけるハンガーフックを間違われてしまうかもしれない、そういう危惧も無きにしも非ずという境地でした。
DHCのはとむぎエキスも効かない
そこで、ヨクイニンを煎じて飲む代わりに、サプリメントに頼ることにしました。サプリメントはDHCのはとむぎエキスです。これは一粒飲めば一日分のハトムギエキスを摂取できるとのことです。ハトムギなどの生薬は空腹時に飲むのが吸収にいいそうで、毎朝起きたらまずこのサプリメントを飲むようにしました。60日分しっかり飲み続けたものの、一向に小さくなる気配はなく、断念しました。可もなく不可もなし、私の顔のオデコにできた尖ったイボに対してはそんな効能でした。
尿素クリームで治らない、額のウィルス性イボ
そこで今度は、木酢液と並んで代表的なイボ治療民間療法の尿素クリームに頼りました。これは少なからず医学界でも認められているという話もあるくらいに信憑のあるネタでした。
毎日塗って、絆創膏をすること1週間、、、
一回り大きくなりました。
この尿素クリームは保湿効果が高いぶん、イボをふやかして大きくしてしまう作用があるのではないでしょうか。このままいくと、牛の乳みたいにボラーンと垂れ下がるような突起物に育つのではないかと思い、1週間くらいで断念しました。
亜鉛サプリメントもイボに効かない
亜鉛サプリメントは、以前から、飲んでいますが、これはイボには効かないようです。亜鉛は皮膚の健康にも必要な成分で、実際、これを半年ほど飲むと、なくなった甘皮が再生する、薄毛が改善、などの効能を体験している筆者ですが、イボには効果が出ませんでした。
ビタミンBマルチサプリメントも顔のイボには効かない
同じくビタミンB系の栄養も、ナイアシンやビオチンという成分が肌の健康にいいとされ、イボにも効果が見られそうですが、これも効果は見られませんでした。
イソジン軟膏も効かない
※イソジン軟膏は茶色いです。
そこで今度はイソジン軟膏を塗ることにしました。これはイボブロガー(イボに関する考察をブログに綴る方)の間でも有効とされる手法です。ちなみに、ウィルス性のイボはアルコールに対する耐性があり、効かないとされ、次亜塩素酸系の薬物には不耐性で効能があるといわれます。イソジンは次亜塩素酸系ではないにしても、アルコールとは違う、ヨウ素という抗菌・抗ウィルス性の成分を含みますので説得力があります。
実際、塗り始めて3日ほどで少しだけ、ほんのう少しだけですが小さくなったように見受けられました。(その後の効果については追ってご報告します)
後日談、結局2か月ほど毎日塗ってテープで塞いでいましたが、あるときから耐性がついたのか、むしろイボが大きくなったように見受けられました。
結論、これは効かないと判断しました。
クラシエの漢方ヨクイニンはどうか
今度はヨクイニンの粉末にチャレンジです。
これはドラッグストアなどで買える、第三類医薬品ですが、クラシエのヨクイニンです。

JANコード 4987045047688

成分:成人一日の服用量3包(1包1.5g)中、次の成分を含んでいます。ヨクイニンエキス・・・1500mg[ヨクイニン19.5gより抽出。]添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
●便秘に気を付けて
便秘はお肌にとって大敵です。バランスのとれた食事を心がけ、特に温野菜や豆類、根菜類など食物繊維を多く含んだ食品をとりましょう。
●規則正しい生活を
睡眠不足や疲労、ストレス、偏った食事などは、皮膚の健康のためによくありません。睡眠を十分とって、規則正しい生活を心がけましょう。
●プールの後は清潔に
いぼは、プールなどでうつることが多いといわれています。プールに入った後は手足の指の間までよく洗って、汗や汚れを落としましょう。
(そういえば管理人の私、タイミング的に、プールではないにしても久しぶりに銭湯に行った後にイボが出来ました)
45包入って一日3包飲むので15日分、これで税込1800円ほどする効果な薬です。一日120円、缶コーヒーかビールを我慢して飲むことにします。
さてこれで治るのか!?
結果が出たらお知らせします。
※中間報告
飲み始めて三週間、まだ効果は見られません。
これは根気強く取り組む必要があります。筆者にとってもこれが最後の頼みの綱なので、しばらく続けたいと思います。食間(空腹時)に服用しないといけないのがなんとも大変です。一日3回ですから、つい忘れちゃいますし、何より会社務めだと席を外して飲まないといけないので面倒くさいです。
でも頑張ります。
ちなみに爆買いしました笑
ヨクイニンを半年服用したが顔の額のイボには効かなかった
さて最終結果です。ヨクイニンをきちんと用法通りに服用し続けて半年、、
結果、ダメでした。
イボはピンピンとその大地にそびえたつ有数の山々のごとく、ビクともしませんでした。
そろそろ病院に行こうと思いますが(ここまでやってまだ病院に行ってないんかい!という感じですが)、まだ、もう二つ試してみたいイボ退治の民間療法があります。
それは、イボを髪の毛で縛る、と消しゴム圧迫療法です。
今はこの消しゴム圧迫を実践しています。
消しゴムをイボに貼ってテープで押さえつけて固定でイボは治るのか!?
これをただいま実践中です。
この民間療法は、皮膚科医泣かせとまで言われるほど効果があるというネットの噂があります。
100均で消しゴムを買い込んで適度な大きさにカット、それを額のイボに貼り付けます。

消しゴムを7mm四方にカットしてイボに貼り付ける。写真のように予めカッターで切り込みを入れておくと毎日の貼り付け作業が楽です。
1日目、寝ている間だけつけてみました。つまり7時間ほどです。ほとんど効果は見られませんでした。その後1週間、寝ている間だけ取り組みました。

消しゴムを額のイボに固定。テープはスポーツ用のテーピング材を使っています。
気持ち、尖っていたイボの先が丸くなり、高さが少し低くなった気がします。
結果はまた報告します。
コメント
まるで尖閣諸島のようですね。。
尖閣諸島、なるほど、示唆に富んだご指摘で唸りました。
確かに、この顔にできる尖ったイボは尖閣諸島のように大海原に浮かぶ島のようでございます。。