ISFPの読者様よりコメントいただきましたのでご紹介します。
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[栃木県:j・S様]
管理人さん、こんにちは。さて私は寡黙な職人肌といわれるタイプの人間です。簡単にいうと静かで控えめ、大人しい男です。最近、ネットのMBTIという性格診断をやってみると、ISFPという性格タイプであることがわかりました。解説を読んでみるとまさに私にぴったりな内容で驚きました。遠慮がち、内向的、実直、物静か、穏やかとあり、辛口な診断では、人の勢いに気押される、振り回される、舐められるなど、とにかくこの世の中で生きづらいとされるような書かれ方でした。しかし、まさにそんな感じだと改めて人生を振り返って実感しています。
そんな中、ふとどうしてこんなに生きにくいのか、そう考えたときに行き着いたことがあります。そう他人に興味がないのだとそう思います。
ISFPは他人に興味がない?
これは他のISFPの方に申し訳ないので、あくまでも私の属人的な話として聞いてください。
振り返ってみると、この生きにくさの正体は、つまり世間の人たちとの関わり合いが煩わしくて生まれていることと考察します。ではなぜ煩わしいと感じるのか?
それは、人が嫌いだからではありません。
気を使いすぎて疲れてしまうからです。
人の顔色を窺いながらの対人関係は日々消耗します。
相手がどう思うだろうかとあれこれ頭の中でぐるぐるしているうちに間合いがとれずうまくコミュニケーションがとれない。またとれたとしてもひどく疲れる。※会話はまるで早押しクイズのようなそんな感覚も覚えます。
かといって、他人の気持ちに鈍感なわけでもない。
むしろ相手が何を考えているか、顔の表情を見ればすぐにわかるし、声色からでもすぐに判断できます。なのにうまくいかないのはつまり、共感性などの能力はあっても、そもそも他人に興味がないからなのだと、そう考察します。
サラリーマンをやっている私は、年齢は40歳を超えてきて、近頃、職場でも中堅の立ち位置となってきました。しかしあまり出世していません。
先日、10歳も年下の後輩から「もっとチームを仕切ってください!」と私のリーダーシップのなさをとがめられました。これはさすがに情けなかったです。このままではいけないと痛烈に感じました。また先輩からも「もっと周囲をリードしろ!てめえ歳いくつだ!?」と厳しく批判され、しょげています。数日、胸に傷が残りそのシーンを頭の中で反芻しています。
ISFPはリーダーシップがないのか
ISFP、穏やかな性格で周囲に迷惑をかけない気性だといえそうです。しかし、サラリーマンで会社勤めなどをしていますと、むしろ厚かましく周囲に働きかけていくような人のほうがかえって重宝されます。また後輩たちも逆に「引っ張っていってほしい」と願っているものです。(※もっとも、私は人から指図されることがきらいなので、逆にそのように人に指図することもやりたくないと、そう思っていましたが、組織で働く、社会性を持ち備えた人たちはそうは考えないようです)
そのため、ISFPはある程度、職場で経験を重ねて先輩的な立場になってくると、その穏やかさゆえのリード不足、リーダーシップの足りなさを指摘されるようになるのではないかと思います。
あまりに悩んで、いろいろとネットや文献を調べてみました。
すると、あることがわかりました。
リーダーに向いている人というのは(つまりリーダーシップがとれる人)、他人に興味があることが大事だそうです。他人に興味があるということはつまり、全体を見渡し、一人ひとりに目配り気配りができるということです。
そうか、この周囲をリードすることが苦手なのはそもそも他人を見ていないことが原因なんだと分かりました。暗闇の中で歩けないように、人が見えずして引っ張っていけるわけがないのです。そして、その人を見るためにはやはり、興味がないことには始まらないということです。
興味とセットで他人を見なくてはなりません。
例えば絵画鑑賞にしても興味がなければまるで頭や心に入ってきません。英語なども興味がないといくら学習しても喋れるようになりません。
つまり、ISFPたる私の人生における課題は、他人に興味をもつことなのだと思います。そうしないとこの日本の組織社会(つまり会社や役所勤め)では苦労します。
いや、そこまで無理に自分を変えてまで社会に染まる必要はないのでは?という意見もあるでしょう。でもしかしISFPの適職とされる芸術家や音楽家といった仕事ではよほどの才能がない限りご飯は食べていけません。そうなると会社勤めというのが一般的で、他人に興味を持つことが大事になってきます。
すみません、人様のサイトで愚痴のようになってしまい、申し訳ございません。
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投稿ありがとうございました。ISFPのような方だと人に優しすぎて自分のことは二の次にしてしまうことがあり苦労されることがあるようですね。
しかし、決していいリーダーになれないということはないそうです。その洞察力を活かして立派にチームを引っ張っているISFPさんはいらっしゃるというのを何かの文献で読んだことがあります。コツは確か、自分が周囲を引っ張っていくんだという意識を持つ、これが肝要で、ISFPのような気を使える方は、その意識さえあれば部下や後輩たちが持ち上げてくれるそうです。
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