罹患の読み方
りかん、です。
網羅(もうら)するという言葉に用いられる、羅(ら)に似ているのでらかん、と読みそうで、実際にそう間違えている人も結構おりますが、りかんが正解です。
罹患(りかん)の意味
病気にかかることです。
罹という漢字には、かかる、でくわす、ひっかかるというように、害をこうむる・災難に合うといった意味合いがあります。
使い方
■2020年、人類は新型コロナウィルスによる肺炎の罹患が続出、世界的流行となり世の中はパニックに陥れられた。
■今年は厳冬、インフルエンザの罹患数がピークを迎えた。
罹患の類義語
罹災(りさい)・罹病(りびょう)・罹厄(りやく)
追伸:
私は2021年の本年は数え年で42歳、つまり本厄です。
何がいいたいかといいますと、前厄の昨年から厄難に見舞われて大変でした。
娘の難病罹患、仕事での怒鳴られるような案件のトラブルが続く、むやみに仕事を増やされる、部署移動させられるなど翻弄されました。
また小さなトラブルとしても、自分の時に限ってコピー用紙が切れる(それも慌てて印刷している時に限って)、急いでいるのにPCがフリーズする、共用の事務消耗品が自分が使っているときに限ってなくなる(少ししか使ってないのに。。)、大事なハンコを突くときにハンコの向きが歪んでいてまっすぐ押したのに傾いている、のどが渇いて雨の中急いで自販機に向かったら財布の中に小銭が入っていなくて引き返す、口の横が小さく裂けて地味に痛い、ZOOMで大事なことを喋ったのに、ミュートのままになっていてもう一回喋り直し、というようにこんな確率って存在するの!?というくらいの罹災状況で、これはもう厄年による不運の罹患といってもいいぐらいの状況でした。
でも、ここでくじけてはいけません。厄年はその昔は役年といわれ、役を担う年それゆえに大変な年周りなんだといわれていました。
つまりは罹災するというのもとらえ方次第で、自分がその役割を与えられているということであります。私の場合は前厄たる時期に娘が大病に罹患したので入院時ずっと付き添って狭い寝返りの打てない担架のような器具で寝泊まりする苦難の日々でしたが、それも娘の看病をするという大役を担ったということです。おかげで(?)今は回復し、順調です。
本厄で今も翻弄されている日々に辟易としながらも、毎日に立ち向かってやりすごせています。人生はめげない限りなんとでもなる。
ということで、病気に罹患して大変な目に合っても未来を信じて生きていきたいものです。
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