炭治郎が鬼になったときの技がカッコいいわけとは

鬼滅の刃は2020年を風靡した大人気漫画です。映画にもなり興行収入記録を更新するなど日本史に残るといっても過言ではない偉業をなしとげました。

私の体験談ですが、マンガをレンタルするにも精いっぱいで、最終巻23巻のレンタル開始から2週間、やっと借りられた、それも毎日のように通って、、というのがいかに人気だったかを物語っています。(買えよ!と突っ込みが入りそうですが。。)

丹治郎が鬼化するラスト、繰り出す技がカッコいい

鬼滅の刃の炭治郎、最終巻で鬼舞辻無惨にやられて鬼になります。
太陽光に晒され、焼け死にいく無惨は後継に炭治郎を選び、自分に代わって次の鬼の頭首とさせるべく心血を注ぐのです。たんじろうなら、弱点である太陽も克服し、化け物的存在である継国縁壱の使う日の呼吸を使えることから最強の生き物として世に君臨できるであろうと踏んだからです。

鬼となった炭次郎、これが強い!かっこいい!

なんといっても鬼になったとたんに、鬼舞辻無惨の、あの背中から出す触手のような技が使えるのです。また、太陽の光も始めはヤケドを負い負傷しかけるも、途中から克服します。

一悶着ついた後の癒史郎さんが、丹治郎をみて「鬼への適性がすごい」と評価するほどの成り上がりぶりでした。

なんといっても鬼化しても姿形がほとんど変わりません。

額の痣がもう片側にできた程度なのです。 上弦の鬼の黒死牟や猗窩座などをみてわかるとおり、本来は鬼化すると生前の名残が禍々しく表出されます。※童摩のように人間のままっぽいのもいますが。。

鬼化した炭治郎 かっこいい

鬼化したときのカッコいい技がこれ、光の玉
鬼化した丹治郎の光の玉の技

この技がカッコいいのです。日の呼吸を使えるからこそなせる業じゃないでしょうか、このドラゴンボールで出てきそうな元気玉系の技です。口の前にまるでガラス細工で空気を送り込むようにして作り出す光の玉。
これを発したあとに妹のねずこから「今のやっちゃだめ!」とたしなめられるところがいまひとつ迫力がないものの、おそらくこの技は、極めると地球を破壊するだけの威力を持つ技であったに違いなく、おぞましさはこの上ありません。
もし、鬼舞辻無惨をして「化け物」と評した継国縁壱の生まれ変わりが出てきたとしても、嚇刀が効かない(太陽の光を克服しているため)ので鬼炭次郎は倒すことができないでしょう、強い!

でももし炭次郎が鬼の王となって世界を牛耳ったら

口から作りだす光の玉に代表されるように、強すぎて人間を殲滅させてしまい、食糧難から自滅する、ということも考えられます。鬼化直後の丹次郎は理性を失って動物的でしたが、あれが例えば人間をひとまず一回分食べて満腹になれば理性を獲得し合理的な判断ができるようになるのでしょうか。
もし理性を獲得したとなると、あとやることは人間をくらうことだけです。鬼舞辻無惨のように、青い彼岸花や太陽を克服するために鬼を増やす必要もないでしょうから、お山の大将としてただただ人をくらうだけの生き物となります。

現代(これを書いている現在は2020年コロナ真っ只中)はコロナ禍、まさに、もし炭次郎が鬼化して暴れまわっている、そういう境遇にも重なります。

ちなみに丹治郎が鬼から人間に戻る際、炭治郎の腕はおじいちゃんになり、片目は見えなくなる

炭次郎の腕が鬼舞辻無惨にやられてひきちぎられたときはどうなることやらと心配しましたが、これは炭次郎が鬼化することによって蘇生します。
腕がぼこっと生えてきます。
また、無惨の血を浴びてできた右目の腫瘍も、このタイミングで治ります。

しかし!
残念なことにこれらの身体回復は、のちにまた失ってしまうことになるのです。

腕はおじいちゃんみたいになってしまってろくに動かなくなった

丹治郎の腕がおじいちゃん

残念ながら、人間に戻ったあと、その副作用により鬼の時に生えてきた腕はろくに使えない状態となってしまいます。

ーこっちの手、おじいちゃんみたいにしわしわになっちゃってる

と、ねずこに言われます。

実際に炭治郎は肘から下の感覚がなく、上下させることがやっとの様子です。
やはり鬼の時に獲得した肉片はなかなか人間としての細胞になじまないのでしょう。

腫瘍になった目は失明

無惨にやられて腫瘍化した右目は残念ながら失明です。これは治ってほしかった。でも長い間、侵されていたのでやむを得ないかもしれません。カナヲも丹治郎を救うために片目が失明しているのでこれはやむを得ないことかもしれません。

ということで、ここは残念な末路です。

が、命はつないだ!しっかり子孫は元気に生まれています。

ということで、悲観的にならず、
穏やかな気持ちでお見送りすることができます。

鬼滅の刃の感想

鬼滅の刃、今日やっと全巻読了しましたが、とんでもなく面白かったです。
今まで漫画などろくに読んでこず、
過去一番面白かった漫画は?と問われても今一つ答えることができませんでしたが、
このあとの人生からは鬼滅の刃と答えられるだけの面白さでした。

たくさん愛すべきキャラが死に、喪失感につつまれながらも最後はしっかりとそれをフォローしてくれる筋書きが用意されていて、見事なハッピーエンド、大団円を迎えるところがまた素晴らしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました