連絡不精の読み方

連絡不精は、れんらくぶしょう、と読みます。まさに私は連絡をするのが億劫な、連絡不精と、妻からよく言われ、また報連相ができていない、なぜやらないんだ!?と怒鳴られるような出来の悪さです。

連絡とは

連絡という言葉。小学生で習うのですが実は地味に難しい漢字です。小学生を見てごらんなさい、なるほど連絡の絡は、ひらがなで、らく、と書いています。絡める、絡まるという訓読みの漢字が以外にシチュエーションとして幼少期にでてこないこともその原因かと思います。

連絡とは、情報を違いに共有するために言葉を発したり(音声情報)、書いたりした(文字情報)ものを誰かに伝えることいいます。

連なって絡める、と書くように、人に何かを伝達する、落とし込むというのは、

これでもかというほど、情報を浴びせないといけない、

と、

この漢字の組み合わせを最初に考えた人が、

当時の自身の生活や人々の有様を見て、、これだ!人に何かを伝えるって難しい、何度も絡めるようにああだこうだと言わないと分かってもらえない!こんちくしょー、

というのが、あらましではないでしょうか。

 

不精の意味

不精、読んで字の如く、精を出さないことです。頑張らないこと。

力の出し惜しみをして、面倒くさがることです。

アウトドアを嫌う人を出不精、手紙を書くことを面倒がる人を筆無精、髭(ひげ)の手入れをしないで、生え出てきたままにしている状態を不精ひげ、というように、

とにかく、ザ⭐︎面倒を不精と表現します。

連絡不精とは

そして本題。連絡不精です。

私はこの連絡不精で人生苦労してきました。

概して連絡不精は、人とのコミュニケーションが好きではないと思います。

今、忙しそうだな、、

機嫌悪そうだな、、

邪魔して手を止めてしまうな、

対して仲も良くない私に話しかけられても迷惑だろうな、

と色々と慮ってしまい、そのため話かけるのが億劫になってくるのです。

私はこのため、

家庭では、、どうして連絡くれないのよ!💢

(連絡しない理由 分かってくれてると勝手に判断するから。連絡しないことをもって要望に答えられないことを察知してほしいから)

職場では、なぜ報告しなかったんだ、なぜ相談しないんだ💢

(連絡しない理由 先輩、上司が忙しそうだから。手を止めてしまうのが悪いと思うから。不機嫌に返事されるのが怖いから。言い方を少し間違えたり、揚げ足を取られたりするのが目に見えていて一つの事象を説明するのに将棋級に次の次の一手を用意しながら話しかけるシミュレーションをしないといけなくて疲れるから)

と怒鳴られてばかりです。

 

実に面倒くさい。

しかし、人は、

うざいぐらいに話しかけるほうが、口数が少ないよりもいいらしいのです。ウザがられるぐらいに連絡する方がいいということです。

良く書店などでは、沈黙は金、的な、口数が少なくて大人しい方が実はうまくいく、なんて甘い言葉で啓蒙してくるようなアピールがありますが、とんでもない。

世の中、ごねたもんがち。これでもかと主張する方が得を主体的な得をえられます。そんな人ばっかり。ちょっと脱線しましたが、連絡不精は損ということです、とにかく怒られる。非を咎められます。

だから、連絡不精はダメ!

 

連絡不精の読み方は、れんらくぶしょう、

そう、連絡不精は、、れんらくぶしょうと読みます。

ぜひ、連絡不精ではなく、連絡を血気さかんな武将のようにできる、連絡武将になりましょう。

人に遠慮していては成長しません。

と、良く私は上司に教えられました。

連絡はしすぎるぐらいがいいでしょう。しすぎてうざがられるのと、しなくて責められるのとでは圧倒的に前者が有利です。不足は損失が社会の鉄則です。簡単な字面ですが、不足は過剰よりダメなのです。情報は厚かましいくらいに周囲に何度もするぐらいのほうが、しないよりも認められるのです。ためしに月一ぐらいで会社のミーティングなどで同じ話をしてみてください、ほとんどが初めて聞いたような感じでいます。だから朝の朝礼のスピーチは自分の番が回ってきても、前回と同じ内容でまったくOK,ほぼ誰も覚えていないか気にもとめていないから、です。

でも、人に何かを連絡しようとするのは疲れるし、それが重なり不精にもなる

そう、人に話しかけることはしんどいことです。相手が絶えず暇そうで話しかけられるのを待っている場合は別として、このご時世はみんなが忙しそう。

だから、遠慮して話しかけない、そしてそれが定着して、話しかけること自体が億劫になる、一言目を発するのに勇気がいる、、あるあるです。

連絡不精の心理

連絡不精にもタイプがあると思います。

コミュニケーションが苦手

もともと人と話すのが苦手で、雑談はもちろんのこと、業務上必要である最低限の会話たる、報告や連絡といったことすら億劫なタイプです。億劫というよりは、人に話しかけるのが怖くて、

ああ!伝えなくてはならない!

でも、怖い、話しかけられない、、

忙しそうだな、今話しかけるの、悪いな、でも大事なことだ、

でも、でも、

と意を決することができず、特にそれが悪い内容であるほど気がずっしりと重くなり鬱になりそうなくらいの状態で、げんなりとしてしまうタイプです。

連絡不精というより、もう連絡不能です。

 

先延ばし癖がある

伝えなくちゃという気持ちはあるのですが、優先順位をつけるのが苦手で、つい後回しにしてしまいがちなタイプです。あとでいいや、最悪はなんとかなるだろう、死ぬわけではあるまいし、怒られるぐらいだ、あわよくば、そのまま何事もなかったかのようにやり過ごせるかもしれない、という、だらしない性向の持ち主です。

ただ、このタイプは必ずしもだらしないわけではなく、忙しすぎて手が回らない、つまり連絡が抜けてしまう、ということも考えられます。

 

言葉に出さずとも相手は分かってくれているという思い込み

甘やかされて育ってきたのか分かりませんが、自分の置かれた状態を相手が分かってくれていると思い込んでしまうタイプです。なので連絡せずとも伝わるだろう、また連絡しないことをもって、相手にはNOのメッセージが伝わっているなどという勝手な思い込みをしてしまうタイプです。

先日、私もありました。

妻からLINEで、

「こどもを迎えにいってほしい、仕事終わって20時半までに間に合いそうなら、仕事が終わり次第連絡して」

とあったので、終わらないな、と判断した私は、

既読スルーしました。

すると、

あとから、

「返事ないけど、行けないってこと!? だったらそう返事して!」

と妻からクレームの電話が入りました。

これぞ連絡不精です。

そもそも連絡対象であることに気が付いていない

気が利かないタイプに多いですが、連絡すべき対象であるのに気が付いていない状態です。

自分一人で抱え込もうとするタイプに多い

人間は一人で生きているわけではなく、とくに仕事をしている人にとっては誰かを巻き込んで動くものです。なので、ある現象が起こると、それを誰かに伝える必要があるわけですが、それを自分だけで解決しよう、と考えてしまうのでしょう。なので、あとからいっぱいいっぱいになり、周囲がその違和感に気づき、どうして言わなかったんだ!?と怒られるタイプです。

自分が損するわけじゃないからいいやと思うタイプ

自分が直接被害を受けるわけじゃないから、「あっ、そう」と軽く流してしまうタイプです。実は組織にとっては大事なことなのに、つまりその情報を共有する必要があるのに、ほったらかしにしてしまい、後から、放っとくなよ!と怒られるタイプです。

 

というように、

連絡不精にもいろんなタイプがありますが、まずは、人には鬱陶しく思われるくらいに連絡をするほうが、しないよりも、社会的にはいいようです。少なくとも仕事をしている人にとってはそうです。なので、性格がおとなしくて連絡がおろそかになりがちな方は性格を捻じ曲げてでも厚かましくなり、マメ連絡ができるようにならないと、人生が渡りづらくなってしまうこと必至です。

最後に、連絡不精を辞めるだけで成功できるという格言をご紹介しましょう。これは誰もが知る企業の会長職の方が言っていた言葉です。

手間を惜しまず、相手に確認することだ―

ビジネスの世界では絶えず人とやりとりをしますが、例えば、アポイントの前日に連絡を入れて確認するようなことは慣れてくると次第にしなくなると思いますが、こうした基本的な確認作業の積み重ねが最終的に成功するかしないかのキーポイントだともいわれます。

連絡不精であっていいことは一つもありません。鬱陶しがられるくらいでちょうどいいのです。相手からその瞬間うざったく扱われてもそれはあとあとの信頼として積もっていくものです。

 

 

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