日清カップヌードルにんにく豚骨とは(くさすぎ、旨すぎ注意)

日清カップヌードルにんにく豚骨といえば2022年2月に発売されたカップヌードルシリーズの新商品です。「にんにくにくにくにんくにくにくににんがにん」と黄色いシャツを着た4人家族が踊りはじめる、トガッたCMで圧倒的インパクトがある商品です。このCMに出てくる4人家族が中盤から最後までニンニクにくにく♪のBGMに合わせて、首を止めて肩を何回転もさせるダンスをするのですが、ここにきて一番前にいる長男らしき男の子が、ちょっとダンスが難しくて適当にやっているとこもまたニクイ演出なのです。ちなみにこのBGMは、ゴーウェストという往年のドリフターズの唄だそうです、中高年の方ならすぐ分かります。

さてこの商品、見た目が黄色で、赤い文字で「にんにく」、黒の文字で「豚骨」と記載されたパッケージ、またカップヌードルのデザインの象徴である、ぐるり上下を取り巻く、あれは何というのでしょうか、バーコードみたいな縦線の柄、これもまた黒です。

日清カップヌードルにんにく豚骨 うまい くさい

つまり、この黄色と黒と赤の組み合わせ、デンジャー、つまり危険を表すカラーでもあります。

すなわち、最初から警告を放っているのです。

警告(くさい)

実際に食べてみてその意味が分かりました。

カップヌードルにんにく豚骨はクサウマだった!

くさい、クサすぎ!

まず、開けた瞬間から豚骨ベースの臭さがほのかに香ります。そこににんにくのどきつい匂いもまざっています。

そしてお湯を注ぐと、、

カップヌードルにんにく豚骨はクサウマ

デンジャー! もわーぁっと部屋一面に、豚とニンニクを凝縮した香りが立ち込めます。オフィスで食べちゃいけないやつです。と、同時にこれ絶対うまいやつ、という、なんともクセになるようなクサさなのです。舌なめずりをしたくなるようなほど唾液が口内にあふれます。

そして、これだけではありません。もっとデンジャーな仕掛けがこの日清カップヌードルにんにく豚骨にはあるのです。

このカップヌードルのキャッチコピーは、「うまさ広がる刻みにんにくパワー」ですが、いやいや、圧倒的にこのヌードル、豚骨感だろう、とガツンと知らしめさせられる仕掛け、

それは、別添の赤い小袋の

特性ニンニク豚オイルです。

特性にんにく豚骨オイルがくさい

これが少量ながらドキツイ臭さを放っているのです。開封した瞬間に、豚骨を何百倍にでも濃縮したような匂い、手について、においを嗅いでみると、、

くっせぇーーーーーーーーー!

と悲鳴をあげたくなるレベルです。

服には絶対につかないように注意!テーブルの上にこのエキスを落とすのも危険です。アルコールで何回も拭き取らないと消えないくらいの強烈な臭さです。

でも、癖になる臭さで、何回も匂ってしまいます。中毒性のあるデンジャーな香りです。

靴下の匂いと一緒にしては大変失礼ですが、あの、嗅ぎたくないのに何回もくんくんとしたくなるような匂いです(※本製品は靴下の匂いはしません)

うまい、うますぎ!

食べてみると、、うまい!衝撃的にうまい!やみつきになる!BIGで出してほしい!

と、どうしてこんなに臭いのに、どうして人間の脳は拒否反応を起こさないのだろうと不思議になるくらいに臭いのに、

こんなに旨いのか。

濃厚なスープは豚骨を長時間煮込んだようなトロみとコクがあり、そこに刻みニンニクが絶妙なアクセントを放り込んできます。このまま腹が避けるまで延々と食べ続けたい、後でぜったい後悔すること分かっているけど食べたい、このスープと白ご飯を合わせたい、飲み干したい。

クサウマの世界に溺れたい。

そういう、食欲をこれでもかと刺激してくる逸品でした。

日清カップヌードルにんにく豚骨を食べた感想

とにかく、臭くてうまい。

くさいからうまい。

罪悪感たっぷり、体に悪いことをしている感じは否めませんが、チートデイ(食事制限をしているときに設ける好きなものを好きなだけ食べていい日)にはもってこいのうまさです。

ただ、臭いので、家族や友人の前では注意が必要です。私は家族が出て行った留守番中に食べたのですが、帰ってきた家族から第一声「クサッ!!」と部屋の中の匂いを指摘されました(換気していなかった私が悪いのですが)。当然、職場ではもっと注意、というか職場では食べないほうがいいでしょう。

ちなみにコロナ禍のマスク生活によって、人々は口臭を隠せるために、ニオイのきつい食べ物も我慢せず食べるようなトレンドだそうです。餃子の王将ではニンニク増し増しの餃子が人気といいますし、やはりこのカップラーメン業界も、こうした攻めた商品が人気を博すことでしょう。やっぱり臭いものはうまいのです。

ぜひお試しください。

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