茶花豆の読み方=ちゃばなまめ
茶色いの茶に、花と書いて、ちゃばなまめ、と読みます。
本当に? チャカマメとか、ひねってチャンカメとか、サカマメとか、専門的にサカメ、とかはたまた小豆を あずき と読むように、
なんかとんでもなく身近な言葉で聞きなじんでいるのに、でも漢字表記を知らなくて、恥ずかしい、日常的な読み方があるのではないかと疑心暗鬼になります。
不安になりますね。
でも、ちゃばなまめです。
予想外な読み方で裏切ってほしい反面、 ― 例えばナターシャ、など ―、
ふつうにダイレクトな読み方です。
小豆は、こまめではなく、あずきと読み、大豆や金時豆は、だいず・きんときまめ、と読む、
そちらの後者のほうです。
それでも不安になりますね。こんなときは商品名にどう表記されているかです。
▽この商品は株式会社創味の茶花豆です。この画像の茶花豆の上のフリガナを見てください。ちゃばなまめ、とルビが降ってあります。これで安心ですね。
ところで豆類は不意な読み方がある
納豆
この世の中は納める豆と書いて、ノウトウ、ではなくナットウ(ちなみに納豆をナットウという由来は、昔、肉食を禁じられたお坊さんたちが納所〔※キッチン〕でこしらえていたからです)と読みます
大豆と小豆
先述の通り、大豆はだいずと読むのに、小さい豆はあずき、です。この不条理さ。あずきは諸説ありますが古から食生活の身近にあったため、あれこれと呼び名がこなれてきてそうなったようです。
白花豆(しろはなまめ)
甘納豆などに用いられる例の豆です。ちなみに花豆というのはインゲン属の中のべにばないんげんのことを言うそうです。
これも、はっかまめ とか、はくかとう、などと読むんじゃないかと身構えてしまいます。
白湯とかいてハクトウではなく、サユと読むように、なんか自分だけが知らない一般的な読み方があるんじゃないかと疑心暗鬼になりますが、何のことはないです。
紫花豆(むらさきはなまめ)
同じくインゲン属のべにばないんげん種です。甘煮や和菓子、マリネ、シチューに用いられます。こちらも、しかまめ や むらさきかとう、などと読む、はたまた裏をかいて、ラベンダー(紫なので)とか読むのじゃないのか!?もしかして常識だけど自分だけが知らないんじゃないか??と気後れしそうになりますが、知らなくても問題のない、多くの人にとってはマニアックといっても過言ではない豆です。
仙豆(せんず)
これは漫画ドラゴンボールの作中に出てくる豆で、超越的な回復力を持つ豆で、外見はソラマメや枝豆に似た形をしています。
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