王へんに暇の右側の漢字の読み方

瑕の漢字の読み方

訓読みで「きず」、音読みで「か」です。

暇の漢字の左側のへんが王の漢字の読み方、つまり瑕という漢字の読み方です。この漢字が気になった方はおそらく、瑕疵(かし)という熟語に出会って検索していることでしょう。

暇の漢字の左側のへんが王の漢字の意味

王に暇の漢字

玉に(たまにきず)という言葉を聞いたことがあると思います。

玉というのは、つまりお宝のことです。その完璧なまでのものに、傷が入っている、という意味、つまり、惜しい!ということです。とても優れているのに、少しだけ欠点がある。

それだけにその欠点が目立ってしまうよのね、という場合に用いられることわざです。

ピカピカのダイヤモンド、よくみると引っ搔き傷がついている、玉に瑕です。

とっても美人なのに、ギャハハと大声で笑って節操がない、玉に瑕です。

瑕疵の意味

もうひとつ、音読みでよく見かける瑕疵という漢字です。

瑕疵担保責任(読み:かしたんぽせきにん)、という言葉があります。

これは不動産取引をする場合によく接する言葉です。

いわゆる欠陥住宅を売った際に負う責任です。もともと告知していた状況と違って欠陥つまり瑕疵があり、それであるがゆえに、買主に対して売り主が負うはめになる責任のことです。ひどければ契約解除にもなりうることです。

瑕疵とは

本来あるべき状態にないことです。欠点、欠落などがあるということです。また法律的には取引している関係者にとって予期している品質を満たしていないということになります。提示している状況よりも悪いところが見つかった場合、それは瑕疵があると表現できるでしょう。

叚の読み方と意味

この瑕の漢字の右側を構成する部分の漢字についてです。

王に暇の右側、と表現しますが、率直に表現するとつまりは、王に叚、です。

このという字はやはり「か」とよみます。

感じはその構成する部位の一つ一つが意味を持ちますが、このという字もまたその一つです。

余分である、本物の基準を満たしていない、であるという意味を持ちます。(ほかにも、仮面をかぶるなどの意味もあります)

瑕の字を見てみますと、王へんにです。

王へんは、宝物を表します。そのタカラが本物の水準にない、つまりは不足している部分や余計なものがあるということになります。

つまりは、傷物、ということでありましょう。

 

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