INFPが人生ハードモードという意味の解説です。
INFPというのはMBTI性格分類診断で分けられる性格特性の一つです。これがまた人類の中でも数パーセントという低い確率の人たちで、簡単に言うと生きづらい性格の持ち主であるといえます。思い煩うことが多い性格、場合によっては発達障害を抱えているとこのという診断が出やすいとまでいわれるくらいに類型化されるハードさをまとうということになります。
人生がハードモードな理由
対人疲れで毎日がしんどい
人との摩擦にめっぽう弱いです。摩擦というのはケンカするとかそういう高次の衝突ではありません。ふつうの精神の持ち主ならそうなのでしょうけれども、繊細な心で動くINFPにとって(申し訳ございません。ここでいうINFPとは飽くまでも私の主観です。)、ただ人と会話するだけでぐっと疲労を憶え、また同じ空間にいるだけでもじわじわとメンタルを消耗します。気疲れするのです。決して一緒にいる人が嫌いなわけではないのです。ただ押し黙っていてもあれこれとその人に気を巡らせてしまいヘトヘトになってしまうのです。
睡眠時間を多く必要とするけど寝る時間がない
周囲を見渡すと5時間、6時間で毎日平気な人がたくさんいます。大してINFPたる人にとっては長時間の睡眠時間を必要として、7時間を切るとかなり翌朝起きるのがきつく、また頭もボーっとするのではないでしょうか。それゆえに周囲の人は同じ人間とは思えません。飲み会などいって夜遅くなった翌日、みんなケロッとして会社に来ますが、あれが不思議でなりません。ゾンビのような気分でベッドからはいずる私にとっては。
とにかくロングスリーパーなのでしょう。日頃、普通に生きていても、思い煩いで頭の中がいっぱいなものですから、極端な話ぐったりして毎日床に入る、かといって熟睡できるわけでもない、そう夢の中でも嫌なことがたくさん出てくるからです。だから寝ても寝ても疲れがとれない。。
また、睡眠時間がほしいのに、生活がだらけているものですから、つい夜更かしして寝る時間がろくに確保しきれないというのもあります。私は最低7時間は寝ようと思っても、結局6時間半くらいしか確保できません。毎朝死ぬ気で布団から這いずっています。
HSP
なんといってもこれに尽きると思っています。HSPはHighly Sensitive Personハイリー・センシティブ・パーソンと言われる、いわば繊細過ぎる人のことです。これは発達障害ではなくその人の持つ特性だそうですが、これがとくかく生きづらさのもと、そう思います。
日々の社会生活はいつも何かに怯えるように。
人には気を遣って(ろくに態度にも出せないのですが)、それだけでくらくらとしんどいですし、嫌なことは嫌といえないので、断り切れず、貧乏くじを引いているような感じです。自分は手一杯なのに人に何をお願いすることも申し訳なくてできず、一人で抱え込んで疲れ果てる。
本当に、日々の何気ない生活が、体は健康であっても、とても大きなハードルを感じてしまうのです。
人生ハードモード。
勉強はある程度得意なので学校はなんとかなっても、学校生活で友達との関わりで気をもんで、また社会に出ては社内の対人関係の折り合いに四苦八苦、これぞ人生ハードモード、くらくらする、倒れそう、背中がぞっとする、肩が重い、もう嫌、こんなしんどいのいつまで続けなくちゃならないの?この雑談いつ終わるの?というように、何気ない状態で酸欠になりそうなところ、これぞいきづらさ、です。
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