フラッグシップ、つまり旗艦(司令官が搭乗した船)にブランド(特定メーカーの銘柄)という意味を表します。
フラッグシップブランド、の意味
ほとんどがマーケティング用語として用いられます。
例えば、お菓子メーカーのカルビーでいうとポテトチップスうすしお、アサヒビールでいうとあスーパードライ、トヨタでいうとクラウン、のようなブランドです。
その会社の代表ブランドで、会社名以上に知られて、なじみのあるくらいの知名度を持つ商品こそがフラッグシップブランドと言えるでしょう。
フラッグシップブランドは会社の魂
ブランドの意味
ブランドというとルイ・ヴィトンとかロレックス、というように高級な商品のことを指すように思います。しかし、ブランドというのはそもそも高級であるとか安物だとかそういう区別はありません。
特定の分野の銘柄において、これが信頼できるという象徴となるものこそがブランドといえます。
知名度があろうがなかろうが、世間に流通して認知された意識の集合体こそがブランドです。
簡単に言うと、あれといえばコレだよね、と認知されていることがブランドの条件ともいえるでしょう。(認知の広さは問わない)
代表ブランド=フラッグシップブランドこそが会社の知名度や信頼を上げる
これはビジネス上、どの企業もが目指すことでしょうけれども、フラッグシップブランドの育成こそが会社力を上げる最短の道です。メーカーでもサービス業でもそうですが、その会社を代表する商品こそ、フラッグシップブランドとして世に広め、ブランド強化を図らないといけません。
そのブランドを通じてお客様の信頼を勝ち取り、放っておいても選んでもらえる仕組みに仕上げることこそが企業を存続させる原動力となり、また究極のゴールともいえるでしょう。
同じ読み方で似た意味合いを持つけれど基幹とはまた異なる
旗艦というのは、もとは海軍用語で旗を振る司令官が乗る船ですから旗艦といいますが、同じような言葉で同じ読みに、基幹(きかん)という言葉があります。
これは、物事の大もとで中心となるもの、という意味です。非常に近しい言葉ですが、若干違ってきます。基幹ブランドとは表現しません。
もし、基幹ブランドと表現するとしたら、その意味合いは下記の通りになるでしょう。
基幹ブランド
その会社が売りたい商品の中心的位置づけ
旗艦ブランド
顧客に認知されている、その会社の商品といえばこれだよね、というような一番信頼を形成している商品
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