INFPだという読者様よりコメントをいただきましたのでご紹介します。
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[A県:INFP人生を歩む 様]
管理人さんこんにちは。いつもブログ拝見しています。さてそんな私はMBTI診断でいうとINFPといわれるタイプの人間です。暗い?のかな。ネガじゃないけど世間一般からはなんか沈んでいると見られるといいますか。。
さてそんな私が気の合うタイプの友達にINFJがいます。そんな日常を、考察的に綴りたいと思います。
INFPとINFJの付き合い方
INFPとINFJには、付き合っていくうちに、「あ、この人、いい!」と理解しあえるターニングポイントが訪れると思います。
直感型であるINFPは、人間関係において、深くそして有意義な関係を求めているかと思います。自分にとって大事な人たちの原動力となっているものを把握する、そしてその人たちが幸せでいられ、満足できるような人生を送れるよう願っているもので、またどうすればそうなってもらえるか常日ごろ考えているかと思います。
またINFPは、繊細・思慮深い・理想主義的といった特徴を持つ人に惹かれ、自分を成長させてくれるような関係を好む傾向にあるでしょう。ただ雑談で暇を潰すだけの関係には意味を見出せない、そんな感じだと思います。
ただし人と関わるときは、その直感型の特性が働き、相手との関係において高い理想を持って、自分が抱く価値観に沿った、本物のつながり、深いつながりを求めます。そのために、普段はひた隠しにしている自分をさらけ出そうと懸命に日々を過ごします。
そうしたINFPの努力がINFJに認められたとき、INFJはINFPである人の夢や希望を応援してくれることでしょう。
このような関係は、親密で思いやりのある親交へと発展することでしょう。INFPとINFJは親交を深める過程で物事に対する考え方や人生への向き合い方に、多くの共通点をお互いに認識することになると思います。
二人とも思いやりがあり、理想主義的な性格ですから。
ささいなことでは意見が違うことがあったとしても、重要なことに関しては、見解が分かれるようなことにはならないでしょう。
INFPとINFJは、理想にこだわり、人を助けようとする姿勢は共通した特徴であるといわれます。
これまで生きてきた人生は違っても、世界をよりよくしたい、という基本的な理想は同じです。この共通の倫理観が、INFPとINFJを深く結ぶつける絆を生むトリガーとなるのです。
相手の立場に立って物事を考えることができるため、INFPとINFJが激しくケンカをするようなことはまずないでしょう。
INFJの相手が困ったことになった場合、INFPは思いやりと共感をもってその課題解決に向き合おうとするかと思います。仮に折り合えなくても、「そういう考えもあるんだ」と気づきを得られることも多く、お互いの違いを受け入れて、調和がとれていたときの関係に戻そうとする傾向があります。
ただしかしINFPとINFJの人間関係で起こりうる問題はないとはいえません。
もっとも性格分類において完璧に相性の良いペアというのは存在しないことが大前提です。
INFPがINFJとうまくやっていけるかどうかは、INFP自身の自己認識と、相手の趣味・志向に対するそれぞれの感受性に大きく関係しており、一定のパターンがあるわけではないといえるでしょう。
INFPとINFJにおけるコミュニケーション
コミュニケーションとは本来、突き詰めていくととても難しいものです。コミュニケーションスキルに関する本が近年売れていることを考えても、いかに人は何気ない顔をしながらも腹の中ではげんなりとしているかがよく分かります。
これは、INFPとINFJの性格タイプの間においても例外ではありません。相性が悪くはないといえども、問題は起こりえることでしょう。
ただその問題には一定の傾向が見られます。INFPとINFJのコミュニケーションにおいて起こりがちな問題を把握しておくことで、より対策ができることでしょう。
INFPとINFJのコミュニケーションスタイルは「抽象的」なものです。INFPの会話ネタは自身が抱いた印象、アイデア、意見、理論に焦点を当てる傾向があります。芸術、哲学、最新の科学、世界をよりよくするアイデアについて、熱く語りたくなるかもしれません。
お互いに興味深く、刺激的な話をすることができそうです。二人とも、退屈な出来事を詳しく説明したり、身の回りで起きたどうでもよいことを話したりすること、つまりはお喋りとか雑談といったことにあまり興味がありません。
また、他の人とそのようなありふれたやりとりに終始してぐったりとしたことがあるでしょうから、そうした共通点を見出して連帯感を得ます。お互いに話をすることでリフレッシュすることができることでしょう。
コミュニケーションスタイルが似ている二人ですが、誤解を生む可能性もあります。一緒に何かのプロジェクトを進めると、全体的な目標については話し合うものの、細部の詰めがおろそかになる傾向があるかもしれません。
二人とも、思いついたアイデアについては意見も出て、一見建設的に見えるようです。しかし、事実に基づいた実用的なことについてはあまり話したがらない傾向があるようです。採算度外視の突拍子もない思いつき、そうした現実を少し後回しにするような傾向があるかもしれません。しかし、それは独創的なアイデアを得るために必要なことでもあります。
二人で計画を立てるときは、同じ考えだと思い込まないように、面倒でも意思の確認をしあい、決めるべきことはきちんと決めておくことです。
静かな川は水が深い、という言葉があるように、INFPとINFJの会話は最初は難しいかもしれません。しかし、付き合いを重ね、食い違いを認め乗り越えれることができたならば、お互いの考えやアイデアを認め合えるよき関係へと発展できるでしょう。
二人とも深く考え、直感的であり、内省的な思考をするタイプです。
複雑な事象やアイデアに魅了され、物事の真理を探求することを楽しむ傾向があることを、付き合いながら感ずることでしょう。
物事に対する考え方は相補的です。最初の一歩を踏み出すには時間がかかるかもしれませんが、一度会話に夢中になれば、二人ともお互いのもつ魅力に気づくことでしょう。
INFPとINFJの価値観
INFPとINFJの価値観においては共通点があります。ただし何に重きをおいているか、には違いがあるでしょう。ただそういったプロセスの中、INFPとINFJがそれぞれの価値観の違いを認めあう過程を経験し、お互いの仲が深まっていくかと思います。
二人とも理想主義で真人間、そして他者への深い関心を持っています。INFPもINFJもどちらも、周囲におこる不公平や残忍な事実に甘んじず、物事を深く受け止め、世界をより良く、より思いやりが飛び交う場所にしたいと願っています。
INFPとINFJ、ともに共感力が高く、人助けをするために人生のたくさんの時間を割いていることでしょう。教育、医療、福祉など、人の役に立てる仕事に就いているかもしれません。あるいは、ボランティア活動に専念しているかもしれません。どのような形であれ、自身の理想が一番大事です。この性向はお互いに理解し合えることでしょう。
INFPとINFJの理想主義は世間から素晴らしいと評価されることにおいて、似た者同士ですね。
ただそれはまた、もろ刃の剣でもあると思われます。
善悪の判断が細かいところまで一致していれば、一心同体に感じることでしょう。しかし、少しでも合わないところがあると感じた場合、INFPは自分の信念に忠実であるため、そのINFJと折り合うことができないかもしれません。
つまりは、似た者同士のINFPとINFJですが、正義や道徳に関係することについて意見が分かれると、熾烈な争いとなる場合がある、ということです。
二人とも自分の価値観が一番のため、身近な人に自分の考えを理解してもらいたいと願っています。もし二人の意見が一致しない場合、INFPもINFJもともに動揺して落ち着かないことでしょう。
INFPもINFJも、人間関係の調和を重んじるため、意見が食い違うことにとんでもない苦痛を覚えることでしょう。幸い、INFPには誰よりも突出した共感力があり、身の回りに起こる問題に関し、どうすれば解決できるか考えその答えを導く力があります。
本当は、絆であったり親密さを求めていることでしょう。
でもこの世は妥協も大切。きっと、持ち前の共感力を活かせば、どんな問題でも解決できるはずです。
INFPにとって重要な価値観に柔軟性と自由さがあります。実はこれはINFJと異なる部分でもあります。
INFPは人生に対して肩ひじ張らずに取り組む姿勢でいいではないかと考えますが、くらべてINFJは堅実で目標達成志向の傾向があります。INFJは安定と秩序を重んじますが、INFPは安定と引き換えに、自分の好きなように行動する自由の方を積極的に選びます。INFJはそんなINFPに、時として物事に向き合う真剣さや意欲が足りないと感じるかもしれません。一方、INFPは時折、INFJに、物事の趣向を味わう感性が欠けているように感じれられるかもしれません。
普段の生活でのINFPとINFJの関わり
価値観や理想について気が合っても、日々の行動の相性が悪ければ、INFPとINFJの関係はいつでも仲間割れしそうな状態になりえます。
あらかじめお互いの考え方について話し合い、対処法を考えておくことが、仲良くいられるための秘訣となるでしょう。
INFPもINFJも知的好奇心が旺盛です。新しいことの学習に関心があります。文化・科学・芸術の価値は人並み以上に理解できます。もしかすると共通の趣味を持つことはないかもしれませんが、少なくとも相互に認め合える関心を持つことができるでしょう。
INFPとINFJとって、新しいアイデアを思いつくことは、心躍る経験であると思います。ウキウキ わくわくしますね。読書、美術鑑賞、文化や科学に関するイベント、趣味の教室に通うことなど、学び、心を磨くための活動にはお互いに興味があることでしょう。二人で新しいことを学ぶことでより一層仲良くなれるかもしれません。
日常的であり平凡なことにあまり興味がないことも共通しています。日々のルーティンワークにうんざりし、倦怠感をいだくこともあるかもしれません。できれば一緒にわくわくするような旅をしたり、いっしょに新しく起業するようなことを妄想するかもしれません。
このようなお互いの冒険心は、二人にとって刺激的なものであり、二人の関係をエキサイティングなものにしてくれるでしょう。ただ、日々の生活において倦怠感はつきものです。常に新鮮な気持ちでいることが、二人の幸せにつながることでしょう。
整理整頓についてはINFPとINFJにおいて相容れない問題になるかもしれません。INFPはスケジュールや計画に関してそれほど気にしない傾向がありますが、INFJはそのあたりはINFPと比べてシビアです。このような根本的な違いから、意見の相違が生じることがあります。
また同じように、一緒に過ごす環境においても、どれだけ整理・整頓・清潔であるかについて意見が分かれるかもしれません。INFJは当然、整理整頓きれい好きですが、INFPはそんなことに重きをおかない傾向があります。
INFPにとって、INFJからの「きれいに片付けなさい」という指摘は、つい口うるさく感じてしまうかもしれません。しかし相手の指摘を受け入れて、改善をしていくことは、相手という人間を尊重するために必要なことだということを忘れないようにしましょう。
INFJはINFPに、「きちんと物事に取り組むためにはまず整理整頓だ」と、シビアに要求してくるかもしれません。これが続くと、二人の関係において亀裂を生むようなことになるかもしれません。
整理整頓をすることは、勝手に取り決められた雑用ではなく、相手への尊敬や思いやりを示す手段だと思えば、割り切れる、もしくはそれ以上に積極的に取り組むモチベーションにつながるもしれません。
スケジュール管理についても、INFPは自由に物事を進めたい、けれどINFJは計画的に物事を進めることを好むため、対立が生じるかもしれません。この場合も、妥協することが大切です。まずは、お互いの人生の費やし方に対する考え方ややり方が違うこと、それぞれにはそれぞれの良さがあることを認めることです。
そして、一緒に過ごす時間には、計画されたスケジュールと、自由時間が含まれるようにし、お互いの趣向にあうようにすることが望ましいでしょう。
INFPもINFJとも活動的に動き回るのは刺激が強いので、静かに過ごすのが好きです。家でのんびり好きな番組を見るなど、同じ部屋にいても会話しないことが多いかもしれませんが、二人はそれでいいのです。二人とも親密な友人関係を築き、絆を深めるために互いの友人関係を深めるために急いでコミュニケーションをがつがつと図るということは望まないのでしょう。個人的な境界線はINFPにとって重要であり、普段からお互いのパーソナルスペースを尊重します。
ゆっくりとした生活のペースを共有し、日々の忙しさのバランスをとるために落ち着いて一人で内省する時間が必要であることを理解しているようです。
INFPもINFJも、人と多く出会うようなパーティやコンパに参加したいという欲求はなく、遊ぶ予定に関しても同じ考えを持っているようです。
問題なのは、一緒に行動する計画を立てるときに、お互い意見を譲らないことです。二人の関係を優先させるなら、どちらかが我慢して折り合いをつけ、相手を立てる場面があることも念頭に置いておきましょう。
INFPもINFJも内向的な性格ですが、もしかすると、相手のほうは自分よりももっと内向的で一人の時間を大切にする傾向があるかもしれません。二人の社会的な欲求は異なるかもしれません。付き合いにおいてはお互いの考えをすり合わせ、それぞれのニーズをバランスよく保つことが大切です。
ただそのために交わすコミュニケーションは大事ですが、これは簡単ではありません。
まずは自分が思うところがありそれを貯めこんでいることを認識する。思い切ってお互いの気持ちをぶつけあうような会話をすることが、二人の関係を発展させるポイントとなるでしょう。
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コメントありがとうございました。
INFPもINFJも稀有な存在と聞きます。
お互いにその繊細な世界の中で穏やかに過ごせることを願うばかりです。
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