INFP-tはクズという記事をアップして以来、途轍もない批評が届いています。私自身としては自分はクズだ、とこれまで生きた来た中で恥じていることを綴ったエントリーであり、そのINFPがクズ、というのは飽くまでも私のように闇に落ちてしまった特定の例として挙げさせてもらった次第でしたが、およそ世間では「INFP全般がクズ」というわけではないことを指摘いただきました。
そんな中、指摘いただいた内容をご紹介します。
※アイキャッチ画像は「無料性格診断テスト | 16Personalities」より
INFPはクズ じゃない、社会不適合者でもない
〔神奈川県Y様 40代男性〕
INFPのタイプはクズ(=社会不適合)ということがネットでは取り上げられます。MBTI診断でたった16タイプしかない中、こんな、こんな、やりきれないことはありません。
これに関しては、INFPはクズ(=社会不適合者)ではないと言いたいです。
私の場合に置き替えて恐縮ですが、私INFPはこんな生きづらさを抱えながらも、毎日、スーツを来て、家族のために会社に通って、いわゆる平均的な生き方をしています。
40歳で年収は500万円程度の平社員なので、平均以下、かもしれません。
でも、毎日、怒鳴られ、仕事はできないのに押し付けられ、それでもNOといわず、請け合って、必死でこなしています。
私がいるから他の人は楽ができているのだという自負もあります。
それなのに、クズだなんて、言わせたくはありません。
私は、クズの社会不適合者ではないにしてもポンコツとは言われる
クズもポンコツも変わりはしないのかもしれません。
でも私は、クズであるよりもポンコツでありたいと思います。クズというのはどこか、本当はできるけれどもやらない、というニュアンスがあるように思います。
違います、私の場合は、本当にやりたくてもできない、の方が正しいからです。これはポンコツというほうがいいのではないかと思います。やりたくてもできない、怠けているんじゃない、ただ能力が追い付かないだけ、、一生けん命やろうとはしている、、そういう感じです。だから、ポンコツ。この言葉の含有する愛らしい余韻が私にはあると思っています。
このリアルの仕事では、というより会社でオフィスで働く仕事というのは一人で集中して没頭するなどできません。常に横から「これやってくれ」という予期せぬ依頼があるし、電話でこちらの都合を無視してすぐやってくれという依頼が飛んでくる世界です。
そんな中、想像にふけり、批判にめっぽう弱い私にあっては、やろうとしても体も脳もフリーズ状態になり、動かない、というのが正解で、(やれるのにやらない)クズとはまた違うのです。いわゆる、クズと呼ばれる人たちのように(クズ人間の本質は実は能力が高くて賢く、それゆえに自分が動かず楽するということだと思われます)、要領よく、計算高くはありません。
クズにはなりたくない
クズにはなりたくありません。真面目な人間でいたい。人を傷つけたくない、優しく接したい、嫌われたくない。それが私の思いです。
でも、もしかすると、それゆえに私は、その人のためを思っても、それ以上の反対をしきれないという面はあるかもしれません。例えば友人が悪の道に走ろうとしたとき、私はそれをケンカしてでも止められるだろうか。いや、私は、そっと見守るかもしれません。見守るというと語弊があるかもしれません、つまりは傍観、もっというと放任、そこからの離別。
相手の反感を買ってまで、相手を正そうとするほどの気概はなく、そう考えると、クズと呼ばれても仕方のない、そういう隙はあるのかもしれません。
それでも毎日、家族のために働いている、クズではできないこと
でも、それでも私は今、家族を一人で養っています。
年下の上司にパワハラを受けながらも、グッとこらえて毎日会社に、就業時間の1時間前に出向いて、そして終業時間の3時間後に仕事を終え(サービス残業)、家庭では仕事の話もせず、毎日を黙々と耐え、耐え、耐え忍んで生きています。
これは、絶対にクズつまり社会不適合じゃない、そう思っています。
最近は、体のことも考えて、毎日走るようにもしています。一応、誰にも認められないかもしれませんが、決して人さまに恥じるような生活はしていない、とそう思っています。
だから、きっと会社でも成功してみせる、日々、病みそうなほどのつらい仕事に向き合い、なんなら、新人が一か月で辞めるような職場でもう何年も耐えてやっている(もっとも私が倒れたら妻も働きたくないタチなので一家が滅びるため背水の陣で臨まねばならないのが一番の要因ですが)、それだけで、私は、自分を自分で褒めたいと思っており、クズなんかじゃない、そう思っています。
Y様、ご意見ありがとうございました。
おっしゃる通りで、INFPの人はクズではありませんし、社会不適合者でもないと思います。実際に、企業の役員の方にもINFP型の人はいてご活躍されています。
以下は、あの、丸井グループの社員の方のMBTIの結果です。お役員様でもこうやって活躍されています。
つまり、INFPはクズではない、ということが分かります。
ぜひ、INFPはクズだとか社会不適合者だという妄言に惑わされず、お気になさらないで日々をお過ごしくださればと思います。
コメント
このブログを読むと、同じMBTI型の人たちが共感し合える素晴らしいコミュニティが形成される可能性を感じます。一方でステレオタイプ的でかたよる危惧もあります。
よってあくまでMBTIは血液型占いのようなものだと肩ひじ張らずとらえることが社会的に大事ですよね。
そのmbtiの中で1人でも悪い行動をしている奴が存在していると、
そのmbtiは全部悪人だと決めつけて、偏見でしか見れないし受け入れないし話が通じない人間はあちこちに存在しているよね。
MBTIなんて役に立たない。
だけど世の中にはMBTIでしか人を見れない位頭のおかしな人間が居るんだよ。
その見方がどんなに極端だと指摘しても、それを受け付けない位話の通じない様な存在がね。バイアスもかかるから余計に通じない。
そしてMBTIなんかやっても、酔うか貶すか崇拝する様になるだけ。人を標本に押し込むMBTIに未来や可能性なんてない。
http://pcfunnies.livedoor.blog/archives/10280312.html
援護しようとするのはMBTI協会側の人間で、セミナーや教材で金を稼ぎたいような人達。
どのMBTIが出たとしても、自分は完成された人間だとマウント取るか、自己陶酔する頭オーロラみたいな人間が増えるだけ。
MBTIに触れるのはただの停滞。異常者しか残らないしその異常者の偏見を誇張させるだけ。
MBTIで人を扱うとアプローチすらも非科学的で、全く役に立たないような考え方や根性論になりやすい。