INFPの読者さんより寄稿頂きましたのでご紹介します。
INFPの方はじっくりと考えてから動くために、この即レスポンス社会にあっては、鈍間にみられることがありますが、それはイコール無能、ということではないと思います。しかしどうしても当事者はその時間差に、悲観に暮れてしまうということでしょう。
[O府:INFP加藤様]
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INFP型は無能なのか
こんにちは、INFP型の加藤と申します。
それにしても、この気苦労が絶えない性格、毎日がつらいですよね。
そんな気苦労の中、ついつい、鬱っぽくなってきて、自分は無能なのではないかと考えるようになることもあります。
私自身の話をしますと、若い頃は「自分はやれる、才能がある」なんて自分に言い聞かせていた時代がありますが、30代になった段階では、現実を目の当たりにしながら、少しずつ、やりたかったことにチャレンジしては夢破れ、最終的に、若い頃に抱いていた夢はことごとくダメになり、結局、
「ああ、自分は無能だった、何も才能がなかったんだ」
と無念に思っていた時期がありました。
10代の頃は、何でもできる!と思っていました。
だから通っていた専門学校を辞めて、やりたいように生きる!と自信に満ち溢れ社会に出ました。
20代の頃、実は世の中はそんなに甘くないということを悟りました。
でも自分は勉強することが得意だし、一念発起して今から資格取ってがっぽりと稼ぐんだ、と思ってもいました。
そして、30代、
家庭を持ち、あらゆることに忙しくなり、まともに何かに集中することができなくなり結果、夢破れ、ああ自分は結局何もなしとげることができなかった、という絶望感に襲われることになります。
でも、INFP型は無能なんかじゃない!
しかし、私は諦めませんでした。
いや、もう私にとって自分が無能だと認めることは死を意味したからです。
それまで、この、何かに打ち込む、努力できる力はあると思っていて、また恥ずかしながら聡明でもあるという自負もあったのです。
そこで、転職サイトに片っ端から登録して、
なかなかINFP型の自分には向く仕事が一般公募されていない、というなかでも必死で待ち続けたのです。
・・・、
いや、待ち続けたはウソになります、すぐにその吉報はやってきました。
リクナビNEXTやマイナビ転職といった、今や言わずとしれた大手サイトです。かたっぱしから登録しました。
結局、大した苦労もなく私は転職することができ、今や10年以上もその職場で勤めています。
INFP型は生きづらい、と言われますが、しっかりとしたところにはまれば、そんなことはありません。
ましてや、
無能だなんてことはないので、しっかりと生き抜いていきましょう。
そういう才能があるのですから。
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加藤様、コメントありがとうございました。
とある企業では社内でMBTIを用いているところもあるようです。そこでの役員さんの中に、INFPという性格の人もいらっしゃるようです。
無能なら役員にまで上り詰めることなんてないですよね。きっと努力してそうなったのだと思います。おっしゃるように、INFPだから、生きずらいから、無能ということは決してないと思います!
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